こんばんは、御作を読みました。
あれ、時系列ってあっちが前だっけ?
シリーズ作が複数あり、暦もないのでちょっと混乱してしまいました。
そっかー、暗殺されたかあ。
地下に潜ってそうな気がする(^◇^;)
作者からの返信
上野文 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
うーん。やっぱり混乱しちゃうか……💦
アノンシリーズ全体の時系列としては、ノベリストンアロウの話の方が後になります。
シャノワ(アノン)は、「ディヴェルト・ライレア」での冒険に一区切りつけた後、別世界「ノベリストンアロウ」へ向かう流れなんです。
あちらの世界「ノベリストンアロウ」では黒猫ルナ(シャノワ)が、助けたためサクラコは暗殺を免れました。
しかし、こっちの世界「ディヴェルト・ライレア」では……。
>暦もないのでちょっと混乱してしまいました。
暦設定は、どこかで入れなきゃとは思っているのです。ある日、こっそり入れるつもりデス。
引き続き、ご笑覧いただければ幸いです。
ごきげんよう、狂王子さま、狂は外見だけで世間を誤魔化す目晦まし、だったんでしょうか。
サクラコさんの敵討ちでも心に秘めているのか、スピカさんは(シャノワさんも、ですね)目を見ただけで彼の悲壮な決意に気付かれたようですね。
大切にしていた打掛を譲ってまで生きていて欲しいと彼女が願うからには、彼の決意が叶う道程が余程厳しいのか、死なせるには惜しいほどのひとなのか。
どんな人物なのか、謎は深まるばかりです。
サクラコ王女暗殺と今回の事件がどう繋がっているのか、ちょっとドキドキします。
作者からの返信
おだ しのぶ さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうござます。
なんか、レヴィナスを「激励する会」みたいな話になってしまいました。
このあと、レヴィナスに如何なることが待ち受けているのでしょうか?
そして、シャノワ、スピカは?
引き続きご笑覧ください。
編集済
スピカは格好良く、素敵ですね。挿入歌には痺れました。
────ならべてねやの木枕を、砕きて見れば花もなし。
並べて寝る木枕を砕いてみれば、(まことの心と思った)花さえもない。
───花をば春の空にもつ、雪や氷の下紐も、とくればおなじ谷川の、水に迷いの月の影、有無の二つをはなれては、心にかかる雲もなく。
雪解けの春、雪や氷の下紐をとき、男女を同じ谷川にし、水面に月影は迷いの心をあらわす。
「有無の二つを離れては」心にかかる雲は晴れ、
───きたらずさらぬきぬぎぬは、あかぬ別れの鳥鐘を、うらむることもなか空に、何か残りて罪となる。
来ない、そして去ることもない衣衣(朝の別れ)は、二人飽きることのないものを、別れの鳥鐘を、恨むこともなか空──どちらとも決まらず──何が残って罪となりましょう。
こういう解釈で良いでしょうかっ?
あっ、こんなコメントを送りつけられても困ってしまわれるかもですね。
私、言いたいだけなのです。
高級遊女が歌うにふさわしい、艶もあり、地獄を想像させる迫力もあり。
とても楽しめました。
作者からの返信
加須 千花 さま
本日は拙作をたくさんご高覧下さり、ありがとうございます。
スピカの演目である「骸骨輪舞」は、前にお話しした山東京伝『本朝酔菩提』に登場する唄を一部改変したものです。
同作の主人公である遊女「地獄太夫」が、死に際に唄ったものです。
作者の山東京伝は、一休宗純が詠んだ句や逸話をもとにして、この唄を創作したようです。
どんなにきれいに見えても、中身は一緒。男も女も、美男も美女も死ねば一具の白骨にすぎない、という一休宗純が唱えた「無常観」を表現しています。
参考までに、拙作『草叢の白骨に一輪のお花を供えましょう』もご高覧頂ければ幸いです。