第3話 おむ作
あまりの衝撃で無意識に「は?」と言ってしまった。
だって目覚めたら金髪の某物語の某吸血鬼のような少女に膝枕されているだけで意味不明な状態なのに「カレー作ってこいや!」と追い打ちで言われたら誰しもが「は?」となると俺は思う。
未だに膝枕の施しを受けている俺だが、カレーを作る気配がしないのを察した少女は、暴言の次は暴力を俺に振るってきた。
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