第2話 最悪な告白

俺は、琉久 玄朱(りゅうひさ とうじゅ)高校1年生だ。

今日は、修学旅行!1・2日目に京都、3日目に奈良に行く。1日目は班行動…思い出す班決めの時、男子はいつもつるむ奴らとすぐに決まったのだが、修学旅行は混合班ここで問題が発生した…女子がみんな俺の班を希望しその後、喧嘩やもみ合いが始まってしまったのだ。最悪だった…みんなは羨ましいと言うけど自分が原因で始まるものは気分が悪くなる。思い出しただけで、ため息が出る。

そんな思いで始まった修学旅行だったがあっという間に終わっていった。

最終日の3日目の自由時間で同じ班の女子に呼び出された。

「あの、玄朱君!!部活の助っ人で貴方が来た時、一目惚れしました。

好きです!付き合ってください!!」

「えっと、確かさゆりさんだよね…俺、ごめんだけど付き合えない。」

「そうですよね。私なんかじゃ無理ですよね…(ぐすん)」

でたー、泣いたよ。俺どうすればいいの?確かに振ったのは俺。でも、この後気まずくなるんだよなー、せっかくの修学旅行が…

「気持ちには応えてあげられないけど、同じクラスメイトだから気軽に声をかけてね。あとハンカチ、これで涙でもふいて…じゃあね。」

「ありがとうございます…」

のりきったー。これで少しは気まずさも減るといいんだけど。最悪。

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