詩とかお腹の中の話(仮題)
霧間 響
第1話 始まりの描き方
文章なんて習ってないし、学校で教わったきり書いてない
稟議書や始末書の書き方は教えてもらったけど、物語なんて教えてもらってない
絵が可愛いって褒めてくれた。文が面白いって褒めてくれた
動機なんてそれで充分。私の前世は猿か何かか
作品を見せるってことは内臓を見せることと同義だと思う
内面よりさらに内面 本性だったり 理性だったり
だからこんなにいっぱい前置きを置いて服を着こまないと自己を表現することすらできない
こんな拙い文章をずっと作っていこうかなと思う
どうも私は服も十分に着ることすらできないようだ
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