もう一つの目

「ハク大丈夫か?」


「大丈夫です!少し慣れませんけど…」


どうやらもう一つ目は遠くまで見ることが出来たり、魔眼が使えたりするらしい…

俺も使いたかった…


「じゃあ残り1個の目も同じ感じかな」


「多分そうだと思います」


残りはコハクか、ライムどっちかだ。


「コハク持ってみろ」


「分かった」


シーン


コハクではなかった。


「うぅ…」


悲しいなぁ…分かるぞ、俺だって数分前そうだったんだから…ぐすん。


「じゃあライムさんですね?」


「そうらしいな。持ってみろ」


「分かった」


ライムが持った。すると同時に光った。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

しばらくすると光が消えた。


「ライム変わった所ある?」


「うーん、分からん」


ピキッ


目が開いたのだろう。だが開いているところがおでこではなかった。


「どこだ?」


「あっ、あった」


目があったのは手のひらだった。


「意識しなければ見えないな。この目」


どうやらハクとは違って普段通り過ごしているなら問題はないらしい。


「なんか変なところはあるか?」


「いや、ない」


ライムのはよく分からなかった。


「まぁ強くなったからいいか…」

「そうですね」

「そうだな」

「確かに」


もはやこのクランに勝るクランは無くなってしまった。


_________________________________________

今回は短めです。

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