龍の目

ワールドクエストが終わり、ギルドハウスに戻ってきた。


「じゃあ恒例の確認タイム〜」


「恒例でしたっけ?」


別に良いじゃないか…恒例なら恒例で良いじゃないか…


「確か龍の素材もらったはず」


「そそ、だから1人1人に素材があるばず。だから取り敢えず出していって」


「分かった」

「了解です」

「分かったっす」


全部出してみると龍の素材がたくさんあった。


「こんな大きかったんだな」


「すごいですね」


「デカすぎない?」


龍の素材を数えてみた。

・龍の鱗×300

・龍の目×2

・砲塔×4


鱗使い切れるかな…


「ルシファーさん」


リンが話してきた。


「どうした?」


「龍の鱗と砲塔持っていって良いっすか?」


「何に使うんだ?」


「龍の鱗は防具や武具にします。そして砲塔は改造して持ち歩きができる感じにしたいです」


「分かった。俺は良いけど、みんなはどう?」


「問題ないです」

「別にいらないしな…」

「宝の持ち腐れになる」


「だそうだ」


リンは満足そうな顔をしていた。


「ありがとうっす!それじゃあさっそく工房に戻るんでそれじゃ!」


リンとレンが消えていった。


「さて…残りはこいつか…」


よく分からない、龍の目。


「鑑定」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

機械神龍の目


人間には使い道がないが、ユニーク種族、そして特定の人に対して効果がある。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「つまり、2個あるから2人か?」

「多分そうだと思います」


なるほど…


「じゃあ1人ずつ目持ってみたら?」


グラグラするんじゃね?(語彙力)と思ったからだ。


「じゃあまず俺から」


シーン…


「俺は無いと…ハク持ってみて」

「分かりました!」


ハクに目を渡した。

すると…


「わわわ…なんかグラグラしてますよ…」


なんとなく予想はしていた…

けどなんで俺じゃないの…


「ルシファーさん、なんか引っ張られるんですけど…」


ハクを見ると龍の目に対して引っ張られていた。


「そのまま近づけてみて」

「こうですか?」


おでこに龍の目を近づけた途端眩い光が広がった。


「眩しい…」

「うわっ⁉︎」

「なんだ…?」


光が止むとハクはそのままだった。


「大丈夫か?ハク」


「大丈夫ですけど…なんかおでこがムズムズします」


ピキッ


「ん?」


ふとハクを見ると目が3つあった。


「は?」

「えっ?」

「何?」


「ルシファーさんこの目凄いですよ。でも3つあるの慣れないなぁ…」


ハクは3つに目が増えた。


_________________________________________

ハクがやばい事になりました。

もう一つの目は誰ですかね?

応援よろしくお願いします。






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