アダマンタイト(sideリンとレン)

「硬いな〜」


「そうだね」


前の対抗戦でもらったアダマンタイトをどうやっても打つ事ができない。

最初ただの金槌でやったら持つところがもげた。まぁそれは予想していたが…


「うーん、これ無理じゃね?」


「今の僕達だと難しいね」


職業レベルはかなり高いが、打つための道具がないのでどうしようもない。


「ルシファーさんのあのハンマー使えないかな…」


「あれ一回貸してもらったけどルシファーさん専用だから」


「そうなの?」


ルシファーのスキル、裁きの鉄槌ジャッチメントハンマーで発生するあのハンマーはルシファー本人でなければ使えない仕様となっていた。


「あっそうだ。そういえば…」


「どうした?」


レンが持ってきたのは鉱石だった。

色が様々な方向から光っていて綺麗だ。


「それなに?」


「よく分からないんだ。???ってなっているんだよね」


「一応鉱石なんだな?」


「一応ね」


しかしレンは驚く事を言い出した。


「この鉱石、魔法や物理が効かないんだよね」


「まじ?」


「まじまじ。やばいよね、これ」


「でも、なんか使えないんだろ?」


レンは頷いた。


「なんか専用の金槌がないと打てないから、

結局詰んでるんだよね」


「アダマンタイトとよくわからない鉱石。

俺らの工房はなんなんだ?」


「まぁ落ち着いて、取り敢えずこの2つは専用のハンマーじゃないと打てない」


「そうだな…じゃあまずは俺らの職業レベル上げるか、どちらもあと一つでカンストするんだし」


「そうだね」


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読んでくれてありがとうございます。

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最近モチベが無いので投稿頻度が落ちると思いますが許してください。




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