スタンビート後

モンスターを倒し終わり、町の人たちから感謝された。

そして冒険者ランクが上がった。


ルシファーはA。

ハクはBランクになった。


「なぁハク」


「なんでしょう?」


「これからどうする?」


町を歩くと周りから色々言われるようになった。少し歩くのが苦手になりそうだ。


「あっそうだ」


「どうした?」


「なんか特別クエストが発生していたんですよね」


「そうなの?」


「もしかすると私だけかもしれません」


気になったので自分でも確認してみる。

しかし特別クエストはなかった。


「お前だけだな」


「そうなんですね」


「それで、そのクエストは?」


ハクが言うには、「赤鬼を探せ」というクエストらしい。

昔この町にある1人の赤鬼がいたらしく、

この町を守っていたらしい。

それはみんながその赤鬼を感謝したそう。

だがある時を境にパタリと消えてしまった。

今回はその赤鬼を探せという事らしい。


「ちなみに失敗してお金を払ったりするのはないらしいです」


「そうなんだ」


「じゃあまず聞き込みだな」


「そうですね」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

俺が聞き込みをしてわかった事がいくつかある。


・その赤鬼はたった一つの火で魔物などを迎撃していた事

・男という事

・最後に見たのは何かしらの塔に入っていった所


「この3つか…」


特に何かしらの塔ってなんだよ。

とそこへハクが来た。


「ルシファーさん、何か分かりました?」


「何かしらの塔に入ったとこまではわかった」


「同じですね…」


ハクも同じ情報だった。


「何かしらの塔っていうのが鍵だな」


「そうですね…」


赤鬼はこの町を守っていた。

じゃあなんでその塔に入っていった?


「ハクは取り敢えず歩いて探してみろ。俺は上からそれっぽいの探してみる」


「分かりました!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

空から探してみたものの、全く何も無い。


「何かしらの魔法で、見えないとか?」


もはやそれしか思い付かない。


ピロン


「ん?」


どうやらハクからのメッセージだ。


「なになに?」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

塔の入り口みたいなのがありました。

どうやら下からじゃないと探せない建物らしいです。今ここにいます。(ハクの現在地)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ここからだと…近いな。

さっそく向かおう。


飛んでハクの所に向かった。


_________________________________________

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新しい小説始めました!


仲間に裏切られた上に両目も失いましたが、それでも私は元気です。

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