ユニークスキルは強い

ゴブリンの集落があると思われる所についた。ゴブリンがちらほら彷徨っている。


「あれが集落だな」


「じゃあ頼んだ」


「分かりました。スキル、混沌の楽園」


すると、ハクの手には一つの杖があった。黒一色の杖だ。


「じゃあいきますよ。えい」


杖を振った。

ゴブリンの集落があるところの地面が黒色になった。多分腐っているのだろう。

そしたら、黒色の地面が広がっていきゴブリンの集落ギリギリまで広がった。

ゴブリンは慌てているがどう対処すればいいか分からない。


黒色の地面が広がりきると、瘴気?のようなものが広がった。


「あれ、俺のとこくる?」


「大丈夫です、指定したところまでしか広がらないので」


なるほd…ん?

ゴブリンがだんだん溶けていっている。

やばいやばい、クエスト失敗になる…


「ストップ!ハク辞めて〜!」


「え?あっはい」


ハクが杖を戻した。

すると、瘴気らしき物もなくなった。

まぁ、腐った地面は腐ったままなんだけど…

ゴブリンが溶けて無くなる前に止めてよかった…

なんか、ゴブリンがグロくなっている。

目とか落ちてるし…


「取り敢えず、狩るぞ」


「はい!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

何とか、終わった…


「なんとか、終わりましたね…」


「あのスキルやばい…」


あの混沌の楽園というスキルは、

腐らせる…つまりどんな物でもだ。

それを中途半端にやるとゴブリンかどうか分からないモンスターになってしまった。


「取り敢えず素材…ですね」


「そうだな…やりたくねぇ…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あの後、ギルドで買い取ることができた。


「今日はありがとうございました」


「こちらこそありがとう。そうだ」


「何ですか?」


「俺、ギルドハウスの権利持っているから使おうと思うんだ。だから…」


「だから?」


「入ってくれないか?」


「いいですよ」


「やっぱダm…えっいいの?」


「はい。まずはフレンド申請しときますね」


ピロン


フレンドの所を見たらハクから申請が届いていた。


「じゃあ明日、ギルドハウス探そう」


「分かりました!」


なんか、トントン拍子に承諾してくれたな。


_________________________________

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