神様だって苦労する
紙鳶音虎
プロローグ
人間は、困った時にどうするだろうか。
現実的な解決方法があるとするならば、それを頼るだろう。
しかし、そうではない場合はどうだろうか。
神にでも頼るのではなかろうか。神社に行き、参拝して、地蔵菩薩にも祈り、教会でも祈る。
でも、そんなことをしても解決しないことが多いのではないだろうか。
なぜなのだろうか。
やはり、神は存在しないのだろうか。いや、存在はするだろう。
では、何故なのか?
それは……
『こっち、お願いします!!』
『この書類まとめといてくれる?』
『あー君。少し話がある。時間空いたら呼んでくれ』
『あの、先輩、少しここが分からなくて……』
「だーっ!!もう!!なんでこんなに仕事が多いのよ!?」
神様だって、仕事して生きていて、それに多忙だからだ。
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