第100話 反撃の狼煙
僕たちの借家まで足を運んできたのは、恰幅のいいおばさんだった。そのおばさんの口から、いきなり感謝の言葉が飛び出した。
なぜ礼を言われたのかも僕は理解できないでいたが、即座に嫁さんが反応してくれた。
「おばちゃん!元気だった?もう怪我は大丈夫?」
「ええ、ええ。あの時、治癒魔法を掛けてもらって完治したからね。全くなんともないよ」
その言葉で僕も思い出した。この街に来たばかりの頃、市場でマオが騒ぎを起こし、何人かの人が怪我を負う事件が発生した。そこにたまたま通りがかった僕が、嫁さんと一緒に治癒魔法で治療してあげたのだった。このおばさんはそのうちの一人で、マオに商品を盗まれ、それを捕まえた人物だ。
「お元気そうで何よりです」
僕は、こういう時の癖として、思い出した素振りを全く見せずに淡々と話に加わった。顔を思い出せなかった事実を相手に気づかせない社交術である。
「アンタ達がまさか、あの”ニセ勇者夫婦”だったなんてね!この前、中央広場で騎士と戦ってたでしょ。あの時、アンタ達の顔を見て、すぐに思い出したのさ!アタシたちを助けてくれた優しい夫婦のハンターさんだって!」
「はぁ……」
どうにも要領を得ない話し方をするので、このおばさんが何のためにここに来たのかと、つい警戒しながら聞いていた。
「もう、あの時は、よくわからない魔法みたいので死にそうになって、参ったよ!自警団の人たちに相談したって、犯人が見つからないどころか、あの人たち、信じてもくれなかったんだよ!それなのに、アンタ達夫婦は、名前も告げずにアタシたちを助けてくれた!ずっと探してたんだよ!お礼を言いたくて!」
ここまで聞いて、ようやく安心した。僕たちを追ってきたのは、感謝の意を伝えるためだと言う。それにしても、今日は元気な声を出す人とよく会う日だ。ウォールナットさんといい、このおばさんといい、やたらと声が大きい。
「おばちゃん、そんなこと気にしなくたっていいのに。困った時はお互い様でしょ」
と、明るく返したのは嫁さんである。
この程度の世間話で終わるなら、むしろ嫁さんに全て任せる方がよい気がした。
「よかったら、お茶でも飲んで行ってください。妻が応対します。僕は少しやることがあるので、失礼しますね」
そう言って、この場を去ろうとすると、おばさんが嫁さんに言った。
「ご主人は忙しいのかい?」
「うん。これから商業組合に顔を出すの。仕事を始めたくてね」
「そうなのかい!商業組合に!いや、だったらちょうどいいよ!今日は、何もお礼になるものを持ってきてないんだけど、できることなら、何でも力になるさ!」
その言葉を聞いて、僕は立ち止まった。
「え?どういうことですか?」
「アタシだって、市場で商売をしているもんだからね!アンタ達が商売を始めたいんだったら、いくらでも協力するよ!」
なんと、ここに来て、もう一人味方が増えた。
これほど、ありがたい話はない。
「本当ですか。ぜひ、お願いします」
「レンとユリカでいいんだよね!アタシは、『クレオメ』ってんだ!よろしく!」
「よろしくお願いします。クレオメさん」
おばさんは『クレオメ』と名乗った。
そして、挨拶が済むと、嫁さんが弾んだ声で僕に言った。
「じゃ、蓮くん、準備してきて。私、せっかくだからクレオメさんに味見してもらうよ」
「ああ、それはいい考えだね」
僕が承諾すると、嫁さんはカメリアに指示を出す。
「カメリアちゃん、下準備しておいてくれた?」
「はい。奥様に言われたとおりに下拵えしておきました」
「ありがと。じゃ、あとはサッと火を通すだけだね」
嫁さんは、商業組合に持参する食材を調理して、持って行こうとしていたのだ。
言われてみればそのとおりで、食材をそのまま持参するより、調理されたものを食べてもらう方が得策だ。料理上手な嫁さんは、エルムたちが屋外で行った簡単な調理法ではなく、もう少し手間をかけた本格的な料理を作るつもりだった。
いったい、どんなものが出来るのか、僕自身も楽しみだが、せっかく第三者が来てくれたのだから、味見役には適任だろう。
クレオメさんのことは彼女たちに任せ、僕はエルムたちに声を掛けて、昨日の食材を選別し、持参するものを決めた。さらに宝珠を確認し、1階のダイニングに行くと、クレオメさんが天井を見上げて悶絶していた。
「…………!」
「あれ……クレオメさんはどうしたの?」
「私の料理を食べてもらったところなんだけど……どうしたんだろうね?」
心配そうな声で嫁さんは僕を見た。
すると、クレオメさんは突然、大声を張り上げた。
「なんだい!!これはっ!!!おいしすぎるよ!!!こんなもの!!今まで食べたことないよ!!!!」
それを聞いて、僕も食欲が湧いた。
「僕も一口食べたいな」
「はい。どうぞ」
嫁さんは自信満々で小皿を出した。それは、ローストした兎の肉に炒めた山菜を添えたものだった。昨日、採ってきた食材を活かしながら、嫁さん流にアレンジしたソースが加えられている。香りを嗅いだだけで、涎が出てきた。その一切れをフォークで口に運ぶ。
「…………!!!」
僕はクレオメおばさんと全く同じ反応をした。あまりにも、うますぎて、悶絶する以外にリアクションの取りようがない。口の中に広がる肉汁と香りを噛みしめるが、気がつくと肉は溶けて無くなっていた。自分がいつ飲み込んだのかも認識できないほどだった。
我に返った僕は、ようやく言葉を発した。
「んまい!!!うますぎる!!!!!」
嫁さんの顔がパァッと明るくなった。
「やったぁ!!!蓮くんがこんなに褒めてくれるなんて珍しい!!!ソテーにしてみたんだよ!イケるでしょ!!」
「いやもう、うまいなんてもんじゃないよ!!ヤバすぎだわ!!!」
後ろからカメリアも感嘆して付け加える。
「奥様の料理の腕前は、尋常ではございません。わたすどもの全く知らない、いろんな調理法をあみ出してしまわれるのです。このような方は、貴族のお屋敷でも、お目にかかったことはありませんです」
このように嫁さんが褒められると、僕まで嬉しくなってしまう。
そうだ。これが僕と一緒に暮らしてきた嫁さんなのだ。
「そりゃ、そうだろうね。育ってきた食文化が違いすぎるし」
「お味噌とかお醤油があれば、もっといろんなことができるんだけど、無いものはしょうがないから、この世界にある調味料で工夫してみたんだ」
「なるほどね。さすがだよ」
嫁さんが嬉しそうに報告するので、僕もなんだか嬉しくなった。
横で味見をしたシャクヤは、無言で涙を流している。
(さすがでございます!お姉様!やはり、わたくしなど、足元にも及びませんわ!!)
という心の声が聞こえてきそうだった。
さて、全ての準備が整ったところで、僕たちは商業組合に出発した。
僕と嫁さん、シャクヤ、そして、同行してくれるクレオメさんだ。
「いやぁ!お礼を言いに来たのに、逆にあんなとんでもない料理をご馳走になっちゃうなんて、アタシゃ、面目ないよ!これなら、絶対にあの人も喜ぶね!」
「ゼルコバさんとは、お知り合いなんですか?」
「うん。まぁね」
クレオメさんは、この時だけは小さな声で答えた。
そして、商業組合に到着した。
前回もそうだったが、建物自体はそこまで立派なものではなく、あくまで組合組織のメンバーが集まって話ができる場所、という印象だ。特にここで誰かが重要な仕事をしているわけでもない。
それよりも、隣接する広大な敷地内にある屋敷が立派なもので、それこそ、代表のゼルコバさんの邸宅なのだ。おそらく彼の日常の業務は、そちらで行われているのだろう。
街の最有力な商人として活躍し、さらには街全体の商業組合の代表まで務める。年老いて見えるが、働き者のご老人である。
商業組合の建物に入った僕は、受付の人に取り次ぎを頼んだ。すると、受付はクレオメさんの顔を見て、慌てた様子になった。
「あ、本日は、いかがされましたか?」
「この方たちが代表に用があるんだよ」
「本日、代表は大事な打ち合わせがございますので、おそらくご面会は難しいかと……」
「だったら、アタシが直接、呼んでくるよ。レン、ユリカ、ちょっと応接室で待ってておくれ」
よくわからないまま、僕と嫁さんとシャクヤは応接室に通され、待たされた。
嫁さんが不思議そうに言った。
「……あのおばちゃん、何者なんだろうね?」
「さぁね……それより、僕はまた緊張してきたよ。いよいよ。前回の雪辱を晴らす時が来たんだから」
そう言う僕の顔は若干、強張っている。
嫁さんはそれを見て、イタズラっぽく笑った。
「戦う時より緊張してんじゃない?」
「うるさいな。万全の準備を整えてきたし、自信はあるけど、こればかりはしょうがないだろ」
こちらは、あくまで技術職である。一度、断られた相手に対し、再度交渉するという行為を僕は仕事で経験したことがないのだ。もしもこれでダメだった場合、どうしたらいいのだろうか、と考えると、どうしようもなく緊張してしまう。
そんな僕の心の準備に関係なく、いきなり扉が開き、クレオメさんが入ってきた。
「いやいや!お待たせしたね!まったく、老体なもんだから歩くのが遅くて、やっと来たよ!」
ご老人を相手にひどい言いぐさだ。いったいどんな関係なのだろうか。
そう思った瞬間にゼルコバさんが入室した。
相変わらず小柄で痩せたご老人だが、目つきは鋭い。だが、今日の彼はその細い目を優しそうに開き、明るい口調で話しはじめた。
「ユリカさんや!使ってみたよ!この宝珠!本当に素晴らしいモノだった!ひどいこと言って、すまんかったのう!」
予想外の出だしだ。商業組合の代表としてではなく、近所の知り合いのおじいさんのようにゼルコバさんは登場したのだ。
「ほんと?ありがとね、おじいちゃん!」
嫁さんはすぐにゼルコバさんに駆け寄り、椅子の位置まで支えてあげ、座らせた。そして、こちらも座りなおすと、ゼルコバさんは僕に対し、改まった様子になった。
「いや、レン殿、前回は疑ってしまい、申し訳ない。ユリカさんの言うとおり、この宝珠は使ってみれば、本当に素晴らしいものでした。夜、歩くのが、これほど楽になるとは思いませんでしたよ」
前回と言葉遣いは同じだが、その声の印象がまるで異なる。心から信頼している響きがあった。少し拍子抜けしたが、こちらが気負う必要はもう無さそうだ。僕は心から安堵した。
さらに彼は気さくに笑いながら続ける。
「受付には、お二人が来たら、必ず通すように言っておいたのですが、まさか、クレオメが乗り込んで来るとは思いませんでしたよ」
そう言われると、こちらもずっと気になっていたので、聞かざるを得ない。
「あの……お二人は、どのようなご関係で?」
「娘です」
「「え」」
僕と嫁さん、そしてシャクヤは、小さく驚きの声を発した。おそらく、僕も含めて全員、あまり大袈裟に驚くのは失礼な気がしたのだろう。よく考えると、二人はなんとなく雰囲気が似ている。実の親子なのだ。
「この娘は、私に似てしまったようで、商売が大好きでして、嫁入りした後も、家庭そっちのけで、自分の店をやりたがるのです。最近は露店に興味を示して、市場で自ら売り子をしていますよ」
そのように紹介されると、自然とクレオメさんに視線が行く。すると、関係性をハッキリ紹介されたクレオメさんが、大声で話し出した。
「まったく!こんないい人たちを前回は追い払った、って言うんだから、父ちゃんも耄碌したもんだね!アタシたちは、市場でこの人たちに助けてもらったんだ!貴重な治癒魔法で、何の見返りも求めずに助けてくれるなんて、普通のハンターにできることじゃないよ!”ニセ勇者”もデマに決まってら!だいたい、アタシも父ちゃんも貴族が大嫌いだろうさ!なのに、なんで騎士団の言うことなんか、信じちまったんだい!」
痛快な物言いだった。あの時、確かに何の見返りも求めていなかったが、やはり人助けはするものだと、今、実感した。だが、ゼルコバさんも負けてはいない。
「わかったわかった。そう言うな。ワシも、とっくに反省してんだよ。このレン殿が持ってきた宝珠は、本物の逸品だった。しかも、あの騎士団の部隊長をこの人はハンターの身で倒したって話だ。こんな痛快な話はねぇ。ワシゃ、この人たちを信じることに決めたんだ」
娘に言われたから考えを改めたわけではないと、父親としての威厳をなんとか保とうしている。そして、また改めて僕に言い直した。
「ということで、レン殿。前回は本当にすみませんでした。あなた方の商売、私としても全面的に賛同します。このような素晴らしいものが世に流通すれば、どれほど多くの人たちが幸せになることでしょう」
なんと、こちらが何もせずに話は解決してしまった。既に前回、嫁さんが無料サンプルを押し付けてくれたお陰で、印象が180度、変わっていたのだ。
僕は、感謝しつつも、少し残念な気持ちを思わず吐露してしまった。
「ありがとうございます。実は、ハンターギルドのウォールナット本部長より、紹介状を書いていただいたのですが、無駄になってしまいましたね」
「なんと!あのウォールナットが!ここ最近、床に臥せているようでしたが、元気になったのですか!」
「ええ、もうじき職場にも復帰されると思います」
「せっかくですから、拝見しましょう。あの男が、わざわざこんなものを書くとは、珍しいこともあるものだ!」
紹介状を受け取ったゼルコバさんは、封を開けてそれを読んだ。そして、ニヤニヤ笑いだした。
「あの男は……まったく……これのどこが紹介状なんだか……ほとんど脅迫ではないか」
「「え?」」
僕たちは一瞬、愕然とした。
しかし、ゼルコバさんの笑みは、悪意のあるものではなかった。
「いや、あの男は、そういう男なのです。直接お会いされたのなら、おわかりでしょう。挨拶文など一文字も無い。ただ、要求するばかりで、受け入れなければ許さないと言う。こんな文面、普通に読んだら、脅迫ですよ」
「「あははははは……」」
僕たちプラチナ商会は、苦笑いするしかなかった。確かに流暢な文章を書きそうなタイプではないと思っていたが、本当に印象どおりだとは夢にも思わなかった。
「ですが、重要なのは、あの男が認めたという事実です。これは、さらに御三方を信用しなければならなくなりました。商売の許可を出すだけでなく、私個人として最大限に援助致しましょう」
「あ、ありがとうございます!」
感激のあまり、少しセリフを噛みながら、僕は勢いよくお礼を言った。
なんという逆転劇だろうか。
商売をする上でのラスボスだと思っていた人物が、最大の味方になってくれたのだ。
「うんうん!そうだよ!それくらい、してやんなきゃ、罰が当たるよ!」
横でクレオメさんも嬉しそうに納得している。
と、ここで嫁さんが寂しそうな顔をした。
「蓮くん、どうしよ。用意してきた料理、せっかくだから食べてもらいたいんだけど……」
「あぁ……」
「ん?どうなさいましたかな?」
ゼルコバさんが興味を示したので、僕は嫁さんに、箱詰めしておいた料理を出してもらった。
「ほう……これは……いい匂いがしますなぁ」
香りにつられてゼルコバさんが前のめりになったが、嫁さんは少しだけ落ち込んでいる。
「少し冷めちゃったね……」
「レンジでチンするか」
「はぁ?何言ってるの!?」
「いや、だから、チンしようかって。この料理、チンして問題ないよね?」
「できるの!?やって!」
「わかった」
僕は、火の精霊魔法を応用し、周囲の空気から熱エネルギーを移動させ、料理に与えた。そうすれば、空気の温度が下がる代わりに、料理の温度が上がるのだ。そして、箱の中の料理から湯気が出た。
「すっご!ホカホカだよ!」
「正確には、電子レンジとは全く仕組みが異なるんだけど、チンしたのとほぼ同じ効果が出るんだ」
そう。電子レンジとは、電磁波の一種であるマイクロ波を照射することで、水の分子に振動を与え、熱エネルギーを起こすものである。それとは全く異なる方法だ。だいたい、熱エネルギーそのものを直接移動させるなど、魔法でなければ不可能な物理現象だろう。
「ウ!ウチの旦那が!電子レンジ作っちゃった!!」
立ち上がって叫んだ嫁さんは、周りの人々が唖然としているのに気づいて、恥ずかしそうに座りなおした。
「……えっと……てことで、おじいちゃん、ウチの旦那……あ、ウチの主人が魔法で温め直してくれたの。ぜひ食べてみて」
「ふむ……今の魔法にも言いたいことが山ほどありますが……兎にも角にも、本当にいい香りだ。まずは、いただきましょう」
料理を食べたゼルコバさんの反応は、予想どおりのものだった。
しばしの間、恍惚の状態にあった彼は、頬を紅潮させて口を開いた。
「なるほど!貴族も口にしたことがないという話は本当でしょうな!このように美味なものは、生まれて初めて食べましたぞ!」
その言葉を聞いて、僕も嫁さんも満足する。
さらにゼルコバさんは興奮した様子で続けた。
「食材もさることながら、調理法も素晴らしい!いったい、どなたがお作りになったので?」
「私だよ」
「ユリカさん!あなた、料理の腕も凄いのかい!レン殿は素晴らしい奥方をお持ちですな!!ところで、これは、どのように売るつもりですかな?」
嫁さんが褒められて僕も嬉しくなったが、食材の売り方については、僕も考えていた課題だ。
「実は、少し迷っています。一般家庭に流通させるには、量も少なく、高級品になりますので、小売業には向かないと思っていたところです」
「この街には、高級食堂がいくつかあります。それらの店に私の方から声を掛けておきましょうか。専属契約を結んで、食材を卸すのが最も効果的でしょう」
「そうですね。ありがとうございます」
「ふむ。これは面白くなってきた。実は明日、街の有力者が集まる晩餐会があるのです。今日は、その打ち合わせをしていたところでして。よろしければ、そちらに御三方を招待しますので、この宝珠と料理を紹介されてはいかがでしょうか」
「本当ですか!ぜひ、よろしくお願いします!」
トントン拍子で話が進んだ。
いよいよ、僕たちの逆転劇が始まるのだ。
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