第62話:夏場のびちゃびちゃ
去年、地元のコンビニへ立ち寄った際に女子トイレを借りようと、トイレがある場所に向かいました。
すると、使用中だったため近くで待つことにしました。
そのコンビニには、男女共用トイレと女性専用トイレの2種類があり、その時は両方共使用中でした。
しばらくしたらドアが開く音がして、トイレの方に視線を向けて驚きました…。
最初に開いたのは女性専用トイレのドアだったのですが、中から出てきたのは作業服(工事現場等の)を着た男性でした。
その事に驚いていると、男女共用トイレのドアが開き恐らく同じ現場で作業しているんであろう男性が出てきました。
正直、どうしてもの緊急状態等でしたら男性でも女性専用トイレを使用しても問題ないと、私は思います。
女性専用トイレが空いているのに、男女共用トイレが使用中で待っている間に漏らしてしまう…なんてことも考えられますからね。
実際、私自身トイレでの盗撮被害にあっている身としては、女性専用トイレを使用しないで欲しい気持ちはあります。
ですが、過活動膀胱ぎみ…と診断された経験がある身としては、『どうしても…』という気持ちは理解できるんです。
結局、その際に隠しカメラを仕込むとか性被害が発生するから問題になるんですか。
まぁ…私が盗撮されたときは隠しカメラじゃなかったんですけどね……。
ただ、この時は違いました。
なぜ、わざわざ作業服を着ていると書いたか…。
夏場の暑い時期に炎天下での工事はとても大変だと思います。
涼みたいし、水だって浴びたいですよね。
最近の女性専用トイレは、少し広めになっている場合があるんです。
個室の中で着替えが出来たり、手を洗う設備も個室の中で完結できるんです。
……そう。
その、女性専用トイレから出てきた男性は、個室の中にある手洗い用の蛇口で頭を濡らしていたわけです。
直接見たわけではありませんが、男性の髪は汗というには濡れすぎていましたし、個室の床はびっちゃびちゃでした。
水溜まり…というよりは水が飛び散っている感じでしょうか。
きっと、頭を濡らした後に髪の水分を飛ばしたんじゃないでしょうかね…。
頭を左右に振って……水浴びが終わった後の犬みたいに。
さすがにね…『それは違うんじゃないかい?』って思いましたね。
その工事はもう終わっているんですが、またそういうことがあったら嫌だなぁ…と思い出してしまいました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます