第63話:カラオケ屋での練習

 先日、執筆作業をする目的でとあるカラオケ屋さんへ行きました。

 最近のカラオケ屋さんでは、個室設計を利用してリモートワーク向けに運営している事があります。

 私の近所にあるカラオケ屋さんでも、同様の取り組みをしていたので行ってみたんです。

 入店の際には、手の消毒と検温があるので多少時間がかかります。

 カラオケをしに来ているお客さんもいらっしゃいましたが、私みたいに作業をしに来ているお客さんも…。

 そして、楽器を持参している学生さんも見かけました。


 その姿を見て、なんだか懐かしくなりました。

 私も、高校生の頃は吹奏楽部に所属していたので、学校が休みになる夏・冬休みに楽器を家に持ち帰り練習したものです。

 とはいえ、管楽器の場合はとくに家で練習するのは難しいですよね。

 近所迷惑になる可能性が高いですし…。

 だから、同じ部活の友人を数人誘って楽器を持ち込んで練習したこともありました。


 昨今はコロナの影響で学校の再開や、再開しても部活はまだだめだったり…色々な事情があるんだろうな…。


 金管楽器の音は、完全な防音室じゃないカラオケ屋さんの壁を貫通してかなり音漏れしちゃいますが、その音を聴いていると『私にもこんな時期があったな…』なんて、わずかに残っている青春を感じつつ作業を続けました。


 個人的には、ネカフェやリモートワーク向けのお店で作業する方が捗るんですが…。

 もしかしたら、学園モノ等の作品を書いている社会人の方は、カラオケ屋さんで執筆作業すると、放課後微かに聞こえてくる吹奏楽部の音が聴こえてくるのはシチュエーションに似てる環境で書けるのは、作品のイメージがぐんぐん出てくるかもしれませんね。

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