第10話:イベント中止の対応
先日、私が楽しみにしていたイベントがコロナの影響もあって(陽性反応者が出たわけではなく)、中止になってしまいました。
毎年楽しみにしていたイベントだったので、中止になってしまったのはとても残念だったのですが、出演キャストやスタッフに感染者が出てしまったわけではなかったので安心しました。
あくまで、クラスターを発生させないために。
そして、演劇界やイベント業界を守るために…。
私はそんな風に感じました。
けれど、イベント中止の発表を受けて様々な思いがみんなこみあげてきますよね…。
『中止にするのではなく、無観客配信を…』
そんな声もちらほら見かけました。
いやぁ…その気持ちめっちゃくちゃわかります。
最近では、無観客ライブ配信に切り替える運営さんも多いですよね。
でも、無観客ライブ配信に切り替えるってなると、我々客は会場に行かなくて済むけれど、キャストやスタッフが会場に行く事に変わりはないわけで…。
こういう流れになると毎回思うんですけど、玄関のドアが楽屋のドアに直結していれば、感染のリスクもガクッと落ちるから『無観客配信してほしい!!』って気持ちになるんだけど…。
現実はそんなわけなくて…。
公共交通機関を使ったり、車で現場に行くんでしょう?
私たちは自宅で配信を視聴できても、肝心なキャストとスタッフは感染のリスクがあるわけで…。
だから、イベント開催(観客有り)の状態でライブ配信ならいいんですけどね…。
キャパが大きなイベントなら余計に、スタッフの人数も必要なわけだし…。
心配事なしに、大声でコーレスしてサイリウム振れるあの頃に戻りたいな…。
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