2024年
通過儀礼
手放すために零した歌、通過儀礼のようなさよなら。濁って沈んだ心の上に極彩色の絵具を塗りたくって、本当になる未来を描いた。いつから歪になっていたもの、それでもたしかに希望だったのだということ。解けないままの想い、いつか綻び糧になれ。この道の行先で、芽吹いて咲き誇る花のために。
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