独り言
@ayumi78
第3話
私には友達がいなかった。周囲には両親(実両親)の事は話していなかったが、なんとなく皆分かっていたようだ。近寄ってくる人はおらず、遠巻きに眺めるか、両親の事を揶揄するか、存在すら鬱陶しいと、暴力をもって排除しようとするか、大体この3つに大別された。それは今でも変わらない。
幼稚園・小学校・中学校・高校・大学。この15年間は、ずっと針のむしろだったといっても過言では無かった。
落ち着ける場所は実両親の元にいる時か、養父の所の自室しかなかった。どこへ行っても罵詈雑言が飛んでくる。これが私の日常だった。
独り言 @ayumi78
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。独り言の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます