第470話 2022年5月1日 石を手に近づいてくるおばさん
今朝は曇り。空気がひんやりと感じられる。昼過ぎから雨が降り出し、次第に雨脚が強くなってきた。
夢を見たのだけど「三谷幸喜ってうまい詩を書くねえ」という言葉だけ覚えているが、何のことやらわからない。三谷幸喜は詩を書くのかな?ま、どうでもいいけど。
目覚めたときひどく喉が渇いている。今朝は少し頭痛がする。天気が下り坂の時はありがちなこと。寝床から起き上がるのに少し時間がかかる。身体が重い。
けれど朝食後徘徊に出る。身体を動かさないと一層調子が悪くなるような恐怖感がある。
いつもの公園までのろのろと歩く。公園内をよたよた歩く。高鉄棒にぶら下がる。左腰が伸びる感覚がある。少し気分が良くなる。
ぶら下がって身体を揺する。手を離して地面に降り前屈。またぶら下がる。というのを3回繰り返した。その3回目。身体を揺すっていると、左斜め前からおばさんがこちらに歩いてくるのが見えた。両手に平たい石を持っている。おばさんはこちらを凝視しながら近づいてくる(ように見える)。
思わずおばさんの方を見る。おばさんと目は合わないが、ずっとこちらを向いて真っ直ぐに近づいてくる。両手に石を握りしめて。
鉄棒のすぐ左脇におばさん到着。
私は手を離しおばさんと向き合う形になってしまった。
おばさんは「いいんですよ。続けてください。お気になさらずに」と言う。両手に石を持ったまま。
私は「いや、もう終わりましたからどうぞ」と言った。
「すいませんねえ、じゃ」と言っておばさんは石を鉄棒の下に並べた。
「この石に乗らないと手が届かないんですよ。飛びつこうとして仰向けに転んで頭と背中打って息が詰まっちゃったことがあってねえ。だから石を用意してるの」と言う。
「はあ、お気をつけて」と言って足早に鉄棒から離れた。あの石はどこから持ってきたんだろう。石を公園のどこかに置いてあるんだろうか。乗るのにちょうどいい感じの石だったけど。まさか家から持ってきたんじゃないだろう。
いやはや、いろんな人がいます。
ロシアはウクライナを攻撃し続けている。武力でことを決するということなんだろう。そして世界の誰もそれを止められない。「平和」という言葉は脆く儚い。武力は使ったもん勝ちということだね。やれやれ。
遊覧船の社長は経営している施設の従業員に「マスコミは面白がり物語を作ります」というLINEを送ったそうな。
この社長は人間としてどうしようもないが、マスコミへのこの言葉だけを今回の事件から純粋に切り離して見るならば、この部分だけはうなづけるところはある。
私も働いている時マスコミから取材を受けたことがあるけれど、彼らは自分のストーリーを持っていてそれに沿って聞いてくる。こちらが彼らのストーリーに沿わないことを答えると機嫌が悪くなる。無理矢理にでもストーリーに合わせようとしつこく迫って来るので辟易した。
社長は追い回されても仕方ないと思うけど(本当は人権とか言い出せば問題なんだろうが)、被害者(遭難者)の家族を追い回すってのは如何なもんだろうか?山梨の行方不明の女の子の件でも母親にインタビューなんかしてどうするんだ?その報道に何の意味、価値があるんだ?
いかんいかん。マスコミは権力者で私のようなものはあっという間に抹殺されてしまう。気をつけねば。
血圧は128、86。毎朝徘徊して体操してるけど下がらないなあ。困ったなあ。天候が変わりすぎだ。とりあえず天気のせいにしておこう。
体重は73.4㎏でこれも減らない。けっこう一生懸命歩いたり(ちょっと走ったり)、体操したりしてるので腹が減って食べてしまう。食べずにいられない。だから体重減らない。どうしましょう?
世の中困ったことだらけだ。
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