大草原の小さな家 #03 わたしの母さん

大草原の小さな家 #03 わたしの母さん 完見しました。

学校で嫌いな子がいるのは

日本でもおなじですので、思わず共感しましたが

ネリー! ほんま、意地悪やね!


なにかというと『田舎の子ね』を連発するネリー。

それならあんたは都会の子なのか?!

井の中の蛙じゃないのか?!

お山の大将やってて、恥ずかしくないのか?!

学校のみんなもよく我慢できるねえ。

ネリー、権力持ってるんだね。


お金持ちだけど、人間的にどうしようもないオリソンさんちの

おかーさんとネリー。

このおかーさんが、ローラの母キャロラインと絡むんですが

キャロライン、娘に「人の悪口いうな」って言っておいて

自宅に帰ったら愚痴をこぼす。

笑っちゃいます。

人間らしくていいなあ。


意地を張って、上等なドレス生地を買ってしまったキャロライン。

自分には、このドレスがどれだけ似合うだろうとウキウキ。

子どもたちは大喜び。

対してオルソンさんのおかーさんは、欲張りで計算高く

ごうつくばりなヤツ、キャロラインとはぜんぜん違うね。


まあ、いい人ばかりだと、飽きるのは確かだ。

長谷川町子も、『サザエさん』をつくったとき、

登場人物があまりにもいい人だらけなんで

反動で『意地悪ばあさん』を作ったというからねえ。


ところで、父兄参観のときの

意地悪なネリーの作文は、ほとんど内容がありません。

家の調度品の自慢ばかり。

家庭の暖かみも、人間の悩みも歓びもない。

ある意味、ネリーって気の毒だなと思います。

身近にああいう人がいたらイヤだけど

どうも完璧には憎めない。


ローラは頭が良いけど、作文は苦手。

のちにアメリカの教科書にも載るほどの文章を

書く人だったりしますが

先生の指導がよかったんだろうな。


わたしも、いい先生に巡り会いたかった。

うちの母は先生でしたが、とてもいい先生とは言えなかった。

まあ、今はわたしにとって本が先生です。

次回も見ます。

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