俺の妄想(仮)

@amamiya1013

第1話 暴虐の誕生日笑(一)

多分十何年間くらい、ゲームをしてトイレをしてご飯を食べてアナニーをする、それを繰り返している気がする。そうしているうちに段々、全部一緒にすればいいと思ってきた。

「くっ!///あぁっ!///」

ちなみに僕流のアナニーは、浣腸をせず行っている。めんどくさいからである、細かいことは気にしないのだ。まぁそのせいで床は肥溜めのようになっているのだが。

ゲームをしながら、トイレをして、ご飯食いながら、アナニーをする。そんなことを考えても、実際にやるやつなんて、多分あんまりいないと思う。しかし、僕こと「雨宮そら」(童貞、引きこもり、アナニー好き、etc…)は、

「ふっ!ふぁぁっ!///ん!///」

現在それを自室で行っていた。

読者としても、もうすぐ三十路ひきニートの脱糞×アナニーなんてもの見たくないだろう、早めに終わらせるか…。?はて俺は誰に喋っているのだろう?まぁいい

「んっ!///」

そうして俺は多分、人類初の偉業を成し遂げることに成功した。

「ふぅ……」

そうして、人生の愉悦に浸っているなか突然頭の中にアナウンスが響いた!








気がしたが、そんなことなかった。

「なんか、面白いこと…起こんないかなぁ………」

おもむろにそうつぶやいてみるが、特に何もおこならない。

「……………」

静寂だけが部屋に響く。退屈が僕の世界を蝕んでいく。このまま死んでしまいそうだ、「またゲームでもするか」そう考えた瞬間、耳をつんざく轟音と、大気をも揺るがすような震動がはしった。

地面が!大気が!揺れているのだ!そしてそれに合わせるように僕の心も何年かぶりに躍り出す!

「っ!ついに僕にも!異世界転生イベントが!いいよこいよ!胸にかけて胸っ!ぶふぁっっ!!」

そう口にしたとき崩れる建物に押しつぶされる形で、僕、「雨宮そら」はその人生にピリオドをうった。

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