第21話:そんなわけで魔王城に戻ってきたわけだが

「戻ったら戻ったで別にやること無いよな」

「旅行って、帰るときになんか微妙な気持ちになるのよね」

「結局、翌日に仕事やらなんやらが待っていることを考えると、どうにも地獄に帰らなくちゃいけない気持ちになって、むず痒くなりますね」


そう考えると旅行って諸行無常の響きありだよね

(意味分かってない)


「とはいえ、作者もそろそろ物語をちゃんと完結させたい考えにシフトしている模様です」

「あ? なんでだよ。3万文字までギリギリでやるってなら、あと4000文字ちょいあるだろ?」

「多分、それは作者が飽きているんじゃないか説」

「飽きたっ!? この作品にっ!? 作者なのに!?」


「だって考えてみてくださいよ。1月の上旬は、毎日この作品を投稿し続けていたっていうのに、下旬になるにつれて、段々と投稿頻度が減っていったじゃないですか」

「そういえば、そうね」

「いつもの仕事が忙しくて、手をつけるのか究極的にダルいとか、そういう事情じゃなくって?」

「今は作者テレワーク中ですし、少なくとも都内通勤する必要がなくなったから時間が浮いて超ラッキーとか言ってましたよ。しかも、ちょうど仕事が閑散期だから、定時でタイムカードポチって終えるらしいです」


「だが一応、広告収益の要となっている、35日で作れるシリーズを投稿したやつだぞ……そんな簡単に投げ出したりって……ん?」

「どうしたのよ。作者のパソコン越しに奥側をじっと見つめて……」

「なあ、あのテレビの横にある、白くてデカいゲーム機なんだ?」


 さ、さぁ……なんでしょうね?


「確かあそこって、PS4が置かれていた場所だったはずなのに、いつの間にか撤去されてて白い筐体が置かれて……おい、もしやあれは……」

「あぁ……ついに当選しちゃったのね」

「確か37連敗の抽選の末に当たったって、ウッキウキしてたらしいですよ」

「ウッキウキ即購入からの、スパイダーマンぶっ続けプレイを皮切りに、アストロプレイルーム、デビルメイクライ5と続いたらしいわ」

「クソッ、当選したと同時に、めちゃくちゃ楽しんでいやがるっ!!!!」


「挙句の果てにはDualSense抱いたまま一緒に寝たりとかして」

「それはさすがに気持ち悪いですね」

「どっちかと言うと任天堂のゲームのほうが好きなのにな」


 でも今はどっちも好きですよ。


「まぁ、そんなわけで、作者がこの10日以上、ろくに作品を公開していなかった理由が分かってしまいましたね」

「仕方ないかもしれないが、カクヨムコン最終日まで思い切りサボるのもなんというか、怠惰がひどいけどな」

「いいじゃないの。どうせエントリー条件となる10万文字は超えませんってタイトルで書いているわけだし、実はPV稼ぐためにタグつけたんでしょ?」


 そ、そんな事無いなぁ……へへ


「ともあれ、4月くらいからまた忙しくなるらしいですので、それまでにこの作品くらいは終わらせてほしいものです」

「そうだなぁ……あとちょっとで書き終えられないって地味にダメな作者だしな」

「既に未完のまま4年位放置している作品が、なろうにあるもの」


 4年前の作品を、今更書けると思うなっ!

 だけど、気が向いたら完結させたい。


「はい、では最後に作者からお詫びしておいてください」

「35日シリーズの説得が無くなりかかっているものね」

「せめて、完結くらいはしてほしいからな」


 という登場人物からの命令に従うことになりまして、へへ……

 PS5が当たったので、しばらく執筆活動が完全に止まっておりました。


 世の中には転売屋とかが、ろくに遊びもしないくせに転売転売という状況が起きている中、我が家では子供が生まれたかのごとく喜びに包まれています。

 なので、もう少しだけ楽しんだ後に、作品の続きを書くから堪忍……えっ、今すぐ書けって?


 いやいや、このあとリビッツやるから、それ終わったらね。

 うん、ホントホント。

 ホントホント

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る