”それ”がいる森
【作品情報】2022年 日本 監督: 中田秀夫
【あらすじ】
淳一は妻爽子と小学生の息子を東京に残し、福島でみかん農家を営んでいた。ある日、爽子とけんかした息子の一也がひとりで淳一の元を訪ねてくる。一也は淳一の家から地元の学校に通い始める。一也は祐志と友達になり、天源森の秘密基地に向かう。そこで二人は森の中で銀色の奇妙な物体を発見した。学校でその話をするが、からかわれてしまう。
一也と祐志は証拠写真を撮影するために再び天源森へ向かう。鬱蒼とした森の中で祐志が何者かに襲われ、一也は気を失う。
森に潜む”それ”の正体とは。
【見どころ】
”それ”の正体を引っ張るのかと思いきや、意外に早く登場する。そこからのストーリーがどうなるのか予定調和なところもあるがそうきたか、という驚きもあった。ホラー好きな子供と一緒に視聴できるホラーレベルの作品。
【感想】※ネタバレ含
映画館で予告編を観た作品で、Netflixに上がっていたので観てみました。予告編では本格ホラー感満載で期待していたのですが、まさかの宇宙人ネタとは逆に驚いた。序盤で正体が分かったのでそのつもりで観ていけたので良かったかもしれない。
残念ながら日本映画は予算が少ないと感じる。クリーチャーのがっかり感は否めない。子供と一緒に楽しめるホラーとPRすれば良かったかな。
狙う客層によってはほど良いホラーテイストの作品だと思う。
ガチホラー好きが観るとずっこけてしまう。キャラクターの言動も良い意味では劇的、悪く言えばリアリティに欠ける場面があった。これも見方を変えれば、子供が観て分かりやすい表現だったとも言える。
予告編を怖く作りすぎたことでガチホラーとして期待させてしまい、ターゲット層の齟齬が生じてしまうと思った。
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