ドミノ
【作品情報】2023年 アメリカ 監督:ロバート・ロドリゲス
【あらすじ】
刑事のダニーは最愛の娘を誘拐により失った悲しみにくれていた。犯人の青年は事件当時の記憶がなく、娘をどこに隠したのか思い出せないという。
ダニーは相棒のニックスと銀行の貸金庫が狙われるという匿名の通報を受け、現場に向かった。ダニーは銀行で怪しげな男を発見、先回りして貸金庫の中のものを先に入手する。それは誘拐された娘の写真だった。
ダニーは占い師ダイアナの協力を得て娘の居場所を探し始める。
【見どころ】
冒頭から謎が謎を呼び、どんどん物語に引きこまれていく。一体何が正しいのか、誰が味方なのか、サスペンス展開がスピーディで、緊張と驚きの連続で観客を飽きさせない。
娘を失った父ダニーを演じるベン・アフレック、謎の男レヴ・デルレイン役のウィリアム・フィクナー、ダイアナ役のアリシー・ブラガの迫真の演技がシリアスなストーリーを引き立てる。
作り出された世界の演出も迫力があるし、映像のカッコいい見せ方が非常に上手い。ロドリゲス節全開のラストは観客をあっと驚かせるだろう(いろんな意味で!)
【感想】※ネタバレ含
予告編を観て、監督がロドリゲス氏ということでぜひ観に行こうと決めていた。演技派俳優たちの生み出すスリルとサスペンス、スピーディなストーリー展開に圧倒された。
主役のベン・アフレックはストレスを感じさせない行動力のあるキャラでカッコ良かった。アリシー・ブラガは「プレデターズ」でクールな女スナイパーを演じており、彼女のファンだったので活躍する姿が観られて嬉しかった。そして鍵を握る能力者ウィリアム・フィクナー、いいですね彼!大好きです。もうすごく雰囲気のある悪役で、後半の黒いスーツ姿は狙いすぎやろ!とつっこんでしまった。
印象的なカットの巧さはロドリゲス監督の才能だなとしみじみ思う。そしてラストのショットガン銃乱射はもう、笑い転げそうになりました。こ、これは正直最後まで真面目に観てた人はバットで頭をぶん殴られた気分では・・・しかし、好きなことを貫き通せるのは素晴らしいと思います。
サスペンスって一度観てネタバレすると二度目観ることがあまり無いのですが、本作は何度でも楽しめてしまう極上のサスペンスアクションでした。大好き。
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