物語を作ろう！ アハッ！

第1話 敵

「人間（ジンカン）率いる悪の軍勢を考えてみよう。」

「敵を考え出すと、ステップが前に進んだ感じがしますね。物語を作るって、ワクワクしてきますね。」

　作家さんと編集くんの戦いは続く。

「人間の姿をした悪魔。それをヒトマと呼ぶ。」

「強い意志を持て。」

「運命に打ち勝つ。」

ひょんなところからセリフの神が舞い降りる。しかし、真面目に敵を考えよう。

妖怪、提灯お化け。のっぺらぼう、ろくろっ首。うんお馴染み。

モンスター、スライム、おおナメクジ、ドラゴン。うんお馴染み。

面白くないな。

変わり種？　りんご、オレンジ、パイナップル。

星座？　ペガサス、北斗七星、月。

なんでも悪魔に可能としておこう。

若しくは魔将？　人間将軍？　人間将

ぶった切れるのは人間。

それに敵的能力を持った者、ヒトマ。

ヒトマが成長したら、人間将。ヒトマショウ。

無、闇、暗、惨、毒、魔、病、悪、終

まあ、普通に考えれば、これだけのエピソードで１０万字は超えるだろう。

逆に味方。

水、金、地、火、木、土、天、海、冥、風、雷。

あとハベルシノビのリーダーや師匠の名前がいる。

責任者の総理大臣の名前もいる。

「時の権力者、阿部総理が何者かに暗殺された。それは悪のジンカンの仕業だった。それを機に日本国家の秘密組織ハベルシノビが発足。これまで育成していた侍忍者たちとジンカンとの戦いが始まる。」

完璧。

「師匠の名前・・・・・・服部十郎。」伊賀、風魔、甲賀？

　完璧。

雑魚のヒトマは適当に、人間将ヒトマショウを多く作った方が売れるな。

水人滴

夢人希

火人灯

スーパーパワーマンの月を人に変えるか？

うん。

面倒臭いから、そうしておこう。

後は書いていけば、問題点が多々出てくるだろう。

アハッ！