戦国ロスタイム 侍傭兵 inヨーロッパ

峯松めだか(旧かぐつち)

キャラ設定の覚え書き

 少女(薬師)イライザ

 魔女狩りに逢って居た少女、幸薄そうなキャラだが、実際幸が薄い。

 薬師をしていた親が病気で倒れた為、家業を継いだ所、親の体調不良は娘のせいだと噂にされた、薬物調合には当然毒物も含まれるので、言い訳は利かなかった。

 助けられてもその後の居場所は無い為、二人を頼る事に成る。


 青年(現代人)

 大学生で歴史専攻、卒論を書く為の資料にご先祖の蔵を漁って居た所、気が付いたら戦国時代に居た。身体能力は現代人としてはそこそこだが、戦国時代の戦闘民族な武士とは雲泥の差な為、当時としてはひ弱な扱い。

 知識チートと言うか、入知恵担当。

 帰る宛も無いが、この際だと開き直って尚衛門に付いて来た。

苗字候補 一(にのまえ) ア(いのまえ)


 男(職にあぶれた野武士)尚衛門(しょうえもん)

 青年の御先祖、脳筋で侍に仕官できなかった類の戦馬鹿、チートも何も無いが、戦国武士は世界的に見ると戦闘能力が可笑しい物件の為、結果として外国では化け物の様な扱いとなる。

 冷静に考えて、剣(刀)と槍、弓と銃が使えて馬に乗れる、何なら投げた箸が畳に刺さる、小柄で鳥を落とす、諸々の事が出来て弱い筈も無い。

 当時、文官仕事がメインとなる侍として仕官する為に必要な技能に戦闘技能は含まれない為、日ノ本に居ても宝の持ち腐れと成る為、宣教師の甘い言葉に釣られた。

 頭が悪い訳では無いが、深く考えずに行動する癖があるのと、学は無いため、頭脳労働は青年を頼りがち。


 侍傭兵

 日ノ本での食い詰め武士が海を渡った姿、武士だけとは言わず、ラッパやスッパ、所謂忍者の類もかなりの数が海を渡って居る、オランダ戦争では主力として投入されたりもしたが、大多数がその後の行方は知られて居ない。

 当時の商人は奴隷として攫って行ったのだが、150年戦争に明け暮れた当時の野武士は戦闘民族として世界最強を誇っており、武器の劣る先住民族を銃で脅しで奴隷として売る事を生業としていた奴隷商が手縄を握って言う事を聞かせられるか? と言う疑問には当然のNOと言う結果が帰って来る、戦国時代の日ノ本ノ国は銃大国、世界で一番の精度を誇る火縄銃が世界で一番生産、備蓄されていた、最初に自慢した数年後、どうだ? 凄いだろう? と、どや顔で別の商人が自慢した所、「信長様が3000丁持ってるらしいな?」「ええ?」と言う感じに可笑しな増殖具合でドン引きしたのはとても有名なお話、当時の南蛮銃は日ノ本の火縄銃より命中率が低く、二級品の代名詞として扱われていた為。その商人は持って来た銃をそっと戻し、日ノ本の火縄銃を大量に買い付け、故郷で売って稼いだらしい。

 各国が水面下で日ノ本を植民地化しようと計画していたが、当時武器と兵士が多すぎる戦国の日ノ本が外国相手の戦争に負ける要因は無かったため、其のまま水面下で立ち消えたのは有名なお話。

 尚、戦闘用の傭兵としては最強格であるが、文化と価値観が違い過ぎる為、かなり扱い難かった模様、あまり好んで肉を食わず、穀物だけの粗食に耐えるのである意味維持費は安いのだが、扱いを軽んじたり、馬鹿にしたり、人前で恥をかかせた、褒賞金を渋った等の無礼に関しては問答無用で斬りかかって来るので、重用される事は無く、最終的に歴史の闇に消えて行った。

 侍と言えば剣士じゃ無いかと言われるが、当時は既に火縄銃がある時代、各地で観測された侍傭兵はほぼ火縄銃を構えた銃士ででした。

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