第524話 まだ生きてました

 お久しぶりでございます。死んだように生きてました。今回はやはり近況です。長い長い、誰得かわからない近況。

 前は毎日のようにカクヨムにログインしてましたが、いつの間にか週に一回、十日に一回くらいになっています。熱が冷めたというより、他が忙しかったです。熱云々よりも、カクヨムの用途がほとんどないので、なかなか時間が捻出できません。それでもそろそろ公募の締め切りもあるので、またがんばります。

 最近はと言いますと、気持ち悪いほど本を読んでました。それもある程度、片付いたような感じです。と言ってもまだ未読の本が手元に大量にあります。これは本当に死ぬまでに読み切れないのでは?

 さて、もう何ヶ月も新しいものをアップしてませんでしたが、三万字程度の短編が二本、用意できたのでそれを十二月くらいにアップします。三万字は本気になれば素早く直せると判明しましたが、うーん、疲れる。パソコンを睨んでると目が痛くなってしまって、参ります。しかしそんなことは言わずに、早く十万字を二本、直す必要があります。これは十二月中の課題にしたい。どうにも忙しくて、手が回らないな。

 そんな感じに僕がグダグダしているうちに世間ではいろんなことがありまして、兵庫県知事選はなかなか興味深かった。なんかSFとして使えそうな予感がする。あまり具体的に空想を書くと長くなりますが、世論形成のシステムが変わってきたのと、「真実」が何かを誰も保証できない時代になった。おそらく誰かが是正するでしょうけど、どうなるだろう。この辺で生まれるであろう新しいシステムを空想するのはなかなか楽しい。言ってみれば、顔の見えない、どこにいるかもわからない相手に名前と顔と影を与える作業が必要なわけで、それってリアルでは起こり得ない事態です。顔も名前も体もない人間はいないけど、ネット上では、顔も名前も体もない。では、ネットで顔と名前と体をはっきりさせたら、どんな世界が生まれるかな? これは自由にまつわる闘争になる予感。自由って何だ? という疑問を誰もが考えないといけない。でも僕がロートルだからそんなことをあれこれ思うだけで、デジタルネイティブとか、幼い頃からSNSが普通にある世代の若者たちはもっとドライなのかもな。僕が適当なことを言っているのに対して、冷ややかに「自由なんてないよ」などと言われそうな気もする。これもまた、メディアの敗北などという発言のズレと同様のズレ、世代間のギャップなのかもな。

 やはり長くなりましたが、この件はもう少し考えたい。僕の中ではかなり有望な空想です。来年には作品に取り入れたいかな、と思ってます。

 そんな具合で、一応の生存報告でした。



2024/11/27

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