第491話 Amazonさん、ご乱心です

 今回はAmazonさんがご乱心しているお話。

 AmazonではKindleを多用してますが、他ではプロテインを買うのと、CDを買うのに使ってます。

 さて、CDの販売なんですが、あまり広く知られてないみたいですが、今、送料が無料になってます。なので、二千円以下のCDを一枚だけでも無料で届きます。これはありがたいけど、しかし、逆から見てみるとAmazonはCDの在庫を減らしたいのかな、と思ったりする。もう物理的な媒体は時代遅れで、売る方としても在庫管理だけでも物理的に場所を取るから、苦痛なのかもなぁ。

 それでAmazonでのCDの売り方ですが、かなり頻繁に、かなりの数のCDが値崩れを起こしている。入力ミスとも思えない、新品を半額や、場合によっては七割引くらいで売ってるところが散見される。ついでに、Amazon限定の特典をつけているものがめちゃくちゃ値切られていて、特典無しの方が価格が高いこともままある。何のための特典なのか、さっぱり分からん。

 というわけで、ことCDに関してはAmazonさんは正気を失っていると言えるほど、ご乱心です。

 CDは異常な値引きを除外しても、価格が百円単位で乱高下するので、奇妙な商売の仕方ではある。とにかく安く買おうと値段の記録をつけているのですが、半月や一ヶ月で数百円の変化があったりして、どうしても解せない。まぁ、Amazonさんがそうしたいという姿勢なので、尊重しましょう。ちなみに自分が買ったCDを再検索するのは徹底的に避けてます。例えば自分が三千円で買ったものが半額になってたら腹が立ちますからね。

 Amazonは送料無料の範囲がちょっと前に話題になりましたが、僕としては二千円でも三千五百円でも変わらないですね。CDはともかく、大抵はプロテインが一袋でも三千五百円はするので、変化なしです。これも少し前、「2024年問題」の文脈で、送料無料という表現を問題視する意見を見た。送料無料なんてことはありえない、送料無料と表記すると本当に無料だと勘違いする、という意見でしたが、ちょっと滑稽でしたね。そんな純粋で純朴な人はそうそういない。似たようなところでは、ある程度の年齢の人はインターネットを電話回線で利用して大変な額の通信料を請求をされる、なんてことが二十年以上前にリアルにあったわけで、インターネットなんて野良Wi-Fiを使えば無料である今の若い人には、信じられなかったりするのかな。うーん、送料無料の錯覚は、それでも物理的にものが移動しているから、錯覚が起きそうもないけど、どうなのやら。

 Amazonさんもなかなか大変な時代になってきたな。商売って、やはり僕には不思議です。



2024/3/7

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