第477話 2023年終了のお知らせ

 というわけで、今回は嘆きというか、ボヤキの話。

 ネット小説大賞の一次が発表されまして、見事に落選しました。まぁ、色々とうまく設定やキャラクターを使えてなかったので、仕方ないかな。ともかくこれで、今年の公募の結果はおおよそ出て、これで2023年はおしまいです。

 いきなりどうでもいい話になりますが、ヨルシカがここ何年か、僕の中で日常的に聞くアーティストなんですが、あまり世間に発見されてない気もしますが、「チノカテ」という曲が最近ではかなり好きです。小説(のようなもの)の「地の糧」が元になっていて、この作品を元に寺山修司さんが「書を捨てよ、街へ出よう」と言い出すっぽいです。すぐに脱線して申し訳ないですが、寺山修司さんはかなり前に読み込みましたが、なかなか面白いですね。時代を感じますが。さらにどうでもいいですが、寺山修司さんを思い出すと、三島由紀夫さんの「不道徳教育講座」を思い出しますね。これは全くの謎の連結。読んだ時期的なものでもないんですが。

 さて、かなり深い悲しみの中、どんな音楽を聞いてるかというと、米津玄師さんの「地球儀」とか、櫻坂46の「承認欲求」とか、そんなところです。「地球儀」はまだまだしゃぶり尽くしていないので、これから時間を使って解体して、髄まで吸い取るつもりです。「承認欲求」は、秋元康節がかなり強いんですが、僕の中にもある承認欲求がかなり抉られる。SNSはあまり信用してないんですが、ネットに書いたものをアップすると、どうしても誰かに認められたくなってしまう。そのはずなのに、PVもいいねも星もいらねぇ! 書きてぇものを書かせてもらうぜ! みたいな態度をとってしまい、僕の本心が全く分からなくなる。自分自身のことなのに。周りに(できるだけ)そうとは見せない(ように頑張っている)だけで、業の深い承認欲求が自分の中にあるのが見えてくるのが、まさに公募で落選した瞬間かもしれませんね。あーあ、また来年、頑張ろう。と言いながら、一年近く寝かせている奴を来年に放り込むわけで、何かが違いますが。

 みなさんがおそらくカクヨムコンに向けて頑張っているだろう、と思いながら、実は僕も努力している最中です。十月の間に見通しが立てば、と思ってますが、やや厳しいです。しかし自然に作れているので、十二月一日には間に合うのでは。間に合って欲しい。カクヨムコンの一番いいところはあらすじを用意する必要がないところです。しかし、ネット小説大賞の結果を加味すると、最低限のあらすじは必要かもしれない。ややこしいな。プロット無しで書いているので、あらすじ作りが極めて面倒ですが、ま、なんとかなるか……。

 あー、本が読みたいなぁ。本を捨てろと言われても、本は捨てられない。夢を捨てろと言われても、夢は捨てられない。なんて愚かしい人間なんだ、僕は。



2023/10/23

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