第362話 2022年の結びに際して
今回は2022年をちょっと振り返ってみようかな、という感じ。タイトルを「2022年の結び」としましたが、そんな日本語はないかもしれない。
2022年はちょっと、いや、だいぶ後退した一年だったかな、と思います。思ったように創作ができなかった。描きたい場面や設定はあっても、強い物語には出来なかった。こうやって自信を喪失すると、やはり書けなくなり、また自信を失い、不信に囚われ、また書けなくなる、となるので、まぁ、意地でも書く、という意志を持つしかありません。
今年になって考えざるを得なかったのは、カクヨム上での、他の作者さんとの交流です。実はエッセイを中心に色んな人のいろんな作品を読んでるのですが、痕跡を残さないようにしてました。応援さえしない、という姿勢でした。2022年の末の段階では、応援は比較的、気楽にできるようになりました。先に色んな作品を読んでいる、と書きましたが、マイページの閲覧履歴で事足りてしまうので、作品のフォローや作者のフォローをしてません。そういう方針はちょっと、良くなかったかな、と思い始めてます。読んでくれる人がいることは、創作の一助になるので、必要かも、と。
ただ、難しいのは、作者をフォローしたり作品をフォローして、しかし、ほとんど読まないでフォローしただけ、という姿勢になるのもモヤモヤしたものを生みそう。星をつけることもそうで、連載の途中とか、作者にとっての序盤で星をつけるのは難しい。星三つは嬉しいけどまだ何も始まってないよ! とか、まだ本題が提示されてないけど星一つか……、とか、とにかくタイミングが分からない。こういう心理から完結ブースト的なものが生じるんでしょう。
というわけで、2022年は少しずつ「作る側」ではなく、「読む側」の自分のあり方に疑問を持つような一年になりました。これはこれで一つの勉強かな、と思ってます。
僕はどうにもコミュニケーションが苦手で、実際に対面するより、ネットを介したやり取りの方が難しく感じる場面もある。相手のことを知っているようで知らないし、知ることができないことを受け入れる、という辺りの塩梅はなかなか難しい。距離感も難しい。うーん、ネットネイティブじゃないのがバレますね。もちろん、現実で会う相手のことも全てを知っていたり、知ることができるわけではないので、ネットもリアルも大差ないのですが、まぁ、やはり、オールドタイプですね、僕は。
なにやら愚痴というか、嘆きみたいになりましたが、何はともあれ、2022年もお世話になりました。2023年もよろしければ、覗いていってください。
来年も、サービス! サービス!(僕は素面です)
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