前のエピソード――第301話このゲームは謎すぎる、だからこそ楽しい

　今回はラジオの話。

　ラジオが好き、の前に声優が好きというのがあって、聞く番組に偏りがありました。まぁ、一時期、TBSのJUNKとか聞いたけど、あまり長続きしなかった。それが不意にお笑い芸人のワイド番組、それも生放送を聞いてみて、アイドルと絡んだりしてて、意外に良いぞ、となってきた。これは前もどこかで書きましたね。

　その中で、タイムマシーン3号というお笑いコンビが結構、気に入って、うーん、トークが面白いというか、掛け合いが空転してるようなところが好きなんですが、ともかくタイムマシーン3号が出てる番組が何かないか、と調べたら、「藤田ニコルのあしたはにちようび」という番組にたどり着いた。これも前に書いたかな。

　で、この番組を毎週、チェックしてるのですが、リスナー層が全くわからない。とりあえず藤田ニコルさんが若い女性でモデルなので、おそらくその辺りから入ったリスナー、つまり二十歳前後の女性リスナーがいる。あとはタレントとしての藤田ニコルさんのファンもいる。そして、僕のようなタイムマシーン3号のファンが、うーん、どれくらいいるんだろう？

　ただ、放送を聞いていると、どことなく若々しいリスナーと、熟練のリスナーがいるような気がする。この番組で「みちょちゃん」というコーナーがあるんですが、そのコーナーが明らかにおじさんテイストのメールで溢れるので、そこだけに注目すると、おじさんリスナーの割合がかなりありそう。

　まぁ、何歳でも自由に、どんな番組を聞いてもいいんだけど、僕もリスナーであり、メールを投稿している身としては、なんか、僕はこのままの形でいいのかなぁ、と思い始めた。おじさんは身を引くべきかもな、というような気持ちもある。しかし、おじさん臭がすごく濃密なメールはそれでそれで面白いので、許してもらえそうな気もしたりする。

　ラジオのリスナー、というよりはメールを投稿する人はおおよそ五年から十年程度で入れ替わるように見えます。僕はなので、古参になるのかも。ラジオを聞いてても若い人の話がわからなかったりして、年寄りになったな、と思ったりすることも増えた。なんとか、若ぶって頑張りたいところです。

　もっともっと、おじさんになろうかなぁ。しかしラジオにメールする時の必死の若さを失ったら、リアルにおじさんになってしまいそう。おじさんが悪いわけではない、おじさんにはおじさんの良さがある、と思いながら、なかなか加齢を受け入れられない僕がいるのでした。

　どうでもいいですが、タイムマシーン3号の「3号」は、米を三合食べる、から来ているとかいないとか……。