第37話 憧れた機械

僕が最初に憧れた機械は、名刺サイズのラジオ、そしてウォークマン。ウォークマンはカセットテープのウォークマンです。その次がCDウォークマン。さらにMDウォークマン。

その次に憧れたのがワープロ、それは短い期間で廃れて、ノートパソコンが欲しくなった。大学に入った時、安いノートパソコンが手に入りましたが、今になってみるとおもちゃみたいです。

他に僕が憧れたのは、ポータブルテレビで、これは数年後にワンセグの登場で、だいぶ緩和されたけど、ワンセグなんてもう、忘れられたのかなぁ。

中学生の時はミニコンポが欲しかった。

不思議な話ですが、機械って、それだけじゃ成立しなくて、例えばラジオが好きじゃなければラジオの意味がないし、CDがないとプレイヤーも意味がない。

そういう意味では、僕の中ではノートパソコンこそ、本当に欲しかったものかなぁ、とは思いますね。使う目的しかなくて、それまで原稿用紙とかをいじっていたわけで、つまりあれは、生きるのを補助するような装置だった。

僕は今のところ、レコード、LP盤とかに興味がないけど、そんなものが一つのステータスの時代は、趣味も単純だったのかもなぁとしみじみ感じます。

我々の趣味や憧れがどこに向かうのか、興味深い。趣味のための消費、憧れを形にするだけの装飾。

しかし、やはり憧れはいいな。

なんか、自分が急にレベルアップした気がする。

そう、僕はiPhone12 miniで、ちょっと生活が変わりました。快適ぃー!

(今回は一際、意味不明でお送りしました)

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