第28話 若い時はよく寝たものです

よく覚えてますが、僕が本当の意味で最初に聞いた深夜ラジオは、歳がバレますが、浅野真澄さんが文化放送でやっていた「ラジオB」で、それも毎週とかではなく、とある日にピンポイントで聞きました。それがはっきり記憶に残っている。多分、26時か、26時半くらいの枠だったような。

それから高校生になり、AM KOBE(今のラジオ関西)、ラジオ大阪、東海ラジオと聞いていく範囲が広がっていくのですが、とにかく毎日、25時までは起きている。こうなると昼間、学校で眠くて眠くて、仕方ないのです。ただ、授業中に寝た記憶は、しかし、高校生活の中ではあまりない。高校の授業は、歴史、国語が特に好きで、その印象が強い。眠るのがもったいないほど、楽しかったような感覚がある。

それよりも、大学生になってからの方が酷かった。はっきりと記憶にあるほど、ある曜日のあるコマのある講義だけ、後半になると眠気に耐えきれず、船を漕いでいた。

大人になってみると、ラジオは面白いし、その時しか聞けないし、すごくいい経験というか、体験なんだけど、学校の授業もすごく大事で、それって使い古された表現になりますが、大人になったら誰も教えてくれないことを、学校では教われるし、そもそも、純粋な「受け取り手」という姿勢で学べるのは学校にいる時だけなんですよねぇ。

僕も大人になってしまったので、行動しつつ学ぶ、という姿勢でいなくちゃなぁ。

しかしあの大学の講義は、退屈だった。

もっといい講義を取ればよかったな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る