第10話 音楽は時代を超えていけるのか
今、ヨルシカ、YOASOBIを聞いていて、何か新しいんだけど、何が新しいか、音楽の知識がないので、よくわからない。おそらく複雑さとストレートな要素が、うまく配合されてるらしい。
瑛人さんが「香水」でいきなりシンデレラボーイになったけど、僕はあの歌をいきなりラジオで聞いて、これは10年くらい前の懐メロか?と思っていた。よく聞くとレトロな感じ、懐かしい感じで、曲もシンプル。
この辺りを比較してくると、音楽は何が流行るかわからないし、流行り廃りが激変する時代に入った、と見えなくもないけど、むしろ音楽は、その時代を代表するものを確立させる間もなく、どんどん消費されていく、されていってしまう時代なのではないか。
怖いのは売れている時はいいけど、売れなくなった時、なぜ売れないかが、わかりづらいことではないかな。
僕たちはただ、聞きたいものを聞けばいいので、全く楽。
音楽を作る人は芸術品を作る一方で、商品にしなくちゃいけないのが、現代におけるハードルなのでは。
この不文律を僅かに緩めているのが、ネット上で創作をして、上手くいったら売り込む、という形なのかも。
時代を超えて聴かれ続ける音楽は、すぐそばにあるけど、僕たちがそれを支えないと、消えてしまう。
それなのに、最初は無料で聞いていて、それで満足したりする。
音楽は、時を超えられるだろうか?
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