第9話 何事においても「ファン」が大事なのでは

僕は長野県出身なのですが、松本山雅というサッカーチームは嫌いです。理由は単純で、松本山雅のサポーターをしている人がそばにいたのですが、控えめに言って、その人間が最低最悪だったからです。

サポーターの大半はまともでも、こういう一人からイメージが変わってしまう。似た場面が実は他にもあるのかも、と感じますね。あまり詳しくありませんが、ライブイベントなどで、対バンとかになると、あっちのファンは態度が悪い、みたいな比較が生まれそう。僕自身の経験では、大相撲を見に国技館へ行くと、マナーの悪い客が必ずいて、なんか、国技館に行くことが「程度の低いファン」と一括りにされそうで、嫌だった。

小説の界隈ではあまりそういうことがなくて、平和だなぁ、と感じます。ちなみに僕が小説界隈で一番イメージが変動するのは、村上春樹さんです。村上春樹さんが好きだ、と公言する人に当たると、良いイメージで捉えるべきか、悪いイメージで捉えるべきか、かなり迷います。特に「ノルウェイの森」が好きとか言われてしまうと、いやはや、ねぇ、どういう顔をしたらいいのやら。

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