偽善
豊崎信彦
第1話 偽善
“食べるペースがかなり遅くなってきました。ちょっと苦しそうな表情です…”
「『この店のメニュー全て食べ尽くします』こんな文化レベルの低い飽食番組まだやってるんだ… さっき、同じ局で“アフリカ難民飢餓募金”を呼び掛けていたのに… 『世界で何億という人々が飢えに苦しんでいます』って言っといて、無駄食いする番組を直ぐに放送出来るテレビ局の神経が凄いよ… あきれるねぇ… 偽善だよ‼」
そう言いながら俺は、間食のポテチを食べていた。そして、微々たる額の募金しかしたことがない。
偽善 豊崎信彦 @nobuhiko-shibata
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。偽善の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます