物語を作ろう！ アハッ！

第1話 アハッ！

「年末年始で間が空いちゃったので、何を創作していたのか、よく分からない。」

「さすが先生！　うっかり八兵衛ですね。」

　あけましておめでとうございます。

「主人公は夢？　希？　望？　のどれかでいいのかな？」

「考えるとキリがないのでそうしときましょう。あとヒロインは忍と。」

　とりあえずできた。

「２０２１年、新たな伝説がはじまる。」

　侍（さぶらう、はべる）。

　忍（しのばせる、むごい）。

「侍忍者。侍の刀と忍者の忍術の両方を扱える職業、ジョブである。」

　新ジョブ完成。

「刀狩りが行われなかった日本は、誰でも殺せる犯罪国家になっていた。」

　まさに北斗の拳に近い世界観。

「孤児の子供たちを侍と忍者を育てる日本国家の秘密組織日の丸。」

　まさに聖闘士星矢。

「強い奴と戦えるのはワクワクする。楽しみだ。」

　まさにドラゴンボール。

「任侠？」

　まさにワンピース。

「妹を救うんだ！」

　まさに鬼滅の刃。

「親を食べた巨人を駆逐する。」

　まさに進撃の巨人。

「諦めないてばよ！」

　まさにナルト。

「もっこり！　でも戦闘は真面目にやります！」

　まさにシティーハンター。

「月に変わってお仕置きよ！」

　まさにセーラームーン。

「要するに主人公は戦闘大好き。家族に不幸がある。決めゼリフもある。どれもパクリ・・・・・・いや、共通点ということだろう。」

「ＭＨＫの朝ドラのプロデューサーも言っていた。話が長いので主人公はドジっ子の方が良いと。客が飽きないように。」

　みんな創作に苦労してるんだな～っと。

「主人公は明るくて元気。探求心、向上心がある。」

「そこが現実人間が憧れるけど、実際の生活ではレールから食み出ることができない人間の憧れかもしれませんね。」

　結論にたどり着いた。

「夢と希望の物語に出かけよう！」

「それが漫画やゲームに求められているものかもしれませんね。」

「はあ～作品の広大なスケールじゃないんだね。求められているのは。」

　作家さんの問題点にたどり着く。

「フッフッフッ。いいだろう。確信犯で良ければ、いくらでも書けるわい！」

　次回に続く。