2004年12月20日07時23分

【時間】2004年12月20日07時23分

【場所】五十市の住むアパート

【人数】五十市依光・七十石三依

【目的】七十石三依が部屋に盗聴器を仕掛けようとしている

【分岐】共通


うーん………

如何しましょうか……

そこ……いえ、そちら……


なんだよ、キョロキョロと


……いえ、別に

大した事じゃないですわ

女の匂いがしないのは

とても良い事ですもの


え?なに?


いえ、こちらの話ですわ


そうか

あ、ほらコーヒー


あ、ありがとうございますの

……す、ずず………む、きゅッ


……なんだよその顔


な、なんでもありませんわッ


あ、もしかして苦いの無理だったか?

悪いな、見た感じブラック好きそうだったからよ

待ってろ、いま、牛乳か砂糖持ってくるから


ご、ご遠慮なさらず

私、こういった少し渋めなモノが好きなのでして

すす………む、きゅぅッ


……無理すんなよ

ほら、持ってくるから


五十市さまに気を使わせてしまいましたわ……

はぁ……ま、まぁそれよりも

取り合えず、タンスの裏辺りに設置致しましょうか……

それと、ベッドの裏にも……あら?

これは………五十市さまの、嗜好品?

………ままッ、これは、なんて破廉恥ですの?

水着の面積が小さすぎて乳房が零れてしまいそうですわ

あ……零れていらっしゃる………わわ、なんて破廉恥ですの……


待たせたな……って何してんだぁあぁあ?!!


あ、五十市さま………

五十市さまは、胸が大きい女子が好みなんですの?


いやッ!それは否定しない、けどッ!

まずはそれ、隠せッ!つか男のベッドの裏を弄るんじゃねぇ!!


ひ、否定されない……つまり

五十市さまは巨乳が好き……ぐッ

ぐぎぎ……私の胸は貧……い、いえ

普通より少し小さめ……普通寄りの貧乳……

くぅぅ……悔しい、ぐやじぃッ!!

こんな胸の大きい女子が居る事に憤慨を覚えてしまいますわぁあ!


あぁああああ俺のお宝がァ!表紙握り潰すんじゃねぇえ!!


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