第89話 神聖ローマ皇帝

「神聖ローマ皇帝 カルロス王陛下様が?」リラダン総長はそう聞き返す

「はい、遠征中で偶然近くにおられまして」騎士の一人が答えた。


「お会いできるだろうか?」「おそらくは」


「久方ぶりだ スペインやオーストリア帝国にとっては

オスマン帝国は恐ろしい脅威」


「様々な援助も頂けるでしょう」

「ああ、そうだな そういえば献上した鷹は気にってくださっただろうか」


騎士達は旅先の屋敷で緊張から一時時離れたように笑顔で笑う


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