第60話 俯瞰する視点 海上の支配権に 商業活動

歴史あるいは国から見た視点では・・


海賊行為、略奪行為 

俯瞰して小さな点にも見えるが、それはやがて大きな戦争にもつながる


宗教上の立場も様々な事情もありイスラムもキリスト側も

商業活動 それに反する略奪、捕縛行為もあった


国も民もそれぞれ己の利益を求め進む


巨大な利益を産む 貴重な品物 貿易、海上、陸路の権利

支配権 国土の拡大


商業活動の妨害は国の利益を損ない始めて・・

やがて、それらは悲劇の崩壊へと進んでゆく


貿易路の中間点 以前、彼等騎士団がいた

ロドス島はギリシャの島々の中にあって


今度のマルタ島 北アフリカと南イタリアの中心点

それはマルタ島もその一つである


オスマン帝国はソロモン王の名を持つ「スレイマン大帝」という支配者を得て

黄金期の一つに入り 

東欧の支配、北アフリカの各地 エジプト、シリア、イエルサレムを手にいれていた その支配の時代は第一次大戦まで行き着く

他にもシルクロードの陸路 モンゴル系の王国にも行き来も出来る


ゆえに彼、彼の帝国にとっては 

海の貿易路を荒らす元ロドス、聖ヨハネ病院騎士団は邪魔な存在であった。



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