第30話 ゴソ島襲撃前

・・・静かに船が近づいていた

マルタ島より 少し離れた島、ゴソ島 巨人の女の伝説がある古い遺跡もある


「ゴソ島か 久しぶりだ」「ああ、そうだ」船上の甲板で男達が語り合う


ガレー船の船底では 奴隷たちが櫓を漕いでいた

「・・あれはゴソ島か」「・・・・」


また同じく、獲物として囚われて ゴソ島の住人たちも奴隷として連れて行かれる。


「・・・・・」「・・・・・」

以前、ゴソ島の襲撃があった 故郷、帰りたい場所


だが略奪者、海賊たちに手を貸す

そこが火の海となり略殺の運命が待っている事を知っていながら

鞭打たれて、ガレー船 海賊たちの船を櫓で漕いでいる


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る