1月14日 緑川春海の日記

 やっぱり桃野千秋なのだ。

 あのヤロウめ。

 ちょっと顔がいいからってフザけんなよ。

 トイレの洗剤ぶっかけてやろうか。

 それとも、もっと陰湿なことしてやろうか。

 前から、うすうす怪しいとは思っていたんだ。

 だって、あの人のことはよく見てるから。

 だから、わかる。

 わかってしまう。

 誰のほうを向いているかなんて、わかる。

 簡単だ。

 正月早々に夢の話を聞いたときもそうだ。

 誰かが刺されるって聞いて思いついたのはやつだ。

 トウジロウくんはビックリしてた気がする。

 潜在意識で刺されればいいと考えているのだ。

 警告をしないといけない。 


 忘れるところだった。


 朝 トースト ハムエッグ

 昼 コンビニのそぼろ弁当

 夜 豚肉のしょうが焼き


 肉が実にうまく調理できた。


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