1月4日 緑川晴海の日記
手斧が首を切りにきた 読了
朝 トースト おせち(の残り)
昼 春巻き ご飯 ねぎとトーフのみそ汁
夜 おでん おせち(の残りパート2)
ネットで予知夢について調べた。
そういう能力を持つ人が何万人かに一人生まれるらしい。
実家のパソコンなのでちゃんと検索履歴は消しておく。
高校生の頃、死者の声が聞こえるという女の子がいた。
フケだらけで制服も汚れていて、クラスだけでなく学校中の嫌われ者だった。
きっと注目を浴びたくて特別な人を演じていたのだろう。
あそこまでひどくないけど、そんな人は中学にもいたし、どこにでもいるはず。
そういやある日いきなりかみの毛つかまれて耳打ちされたんだった。
あなたには同じ匂いを感じるの。
そう言っていた。
冗談じゃない。
トウジロウくんは本物の能力者なのだろうか??
そういえば、前に霊的なものが見えるとか言っていた気もする。
そのときは信じなかったけど、今思えば、妙に真剣な顔をしていた気がする。
気がする、気がする、そればかりだ。
もしも、そんな不思議なパワーがあったら、どうするだろう。
ただ未来だけ見えても困る。
望まない未来が見えるよりも、変える力がほしい。
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