1月1日 夏八木蒼の日記

 今日から執筆開始といきたいところだったが、まずは応募用にプロットを比較検討。去年12月の一ヶ月は手持ちの有望そうなアイデアをできるだけ多くプロットの形にまでする作業に集中。並行してインプットと執筆も。ただ読むだけは移動時間だけにして、机のある環境ではノートに書き写す作業に。といっても通勤方法を切り替えたため、電車移動はほぼなく。

 執筆は短編でクオリティはともかく毎日、少しでも書き続けるためと割り切る。筆が進まないときは、旧作の手直しでとにかく作品に向かってキーボードを叩く。

 一月の一ヶ月は時間が取れるので、かっちりしたプロットと人物リストがあれば、一ヶ月で一作仕上げるのは可能。推敲のために頭をリセットする冷却期間が取れないのは痛いが、これはやむなしとする。

 プロットを検討して三つに絞り込み、表計算ソフトで執筆スケジュールを練る。一日あたりに書かなければならない分量はかなりあり、具体的に数字にするとかなりタイトなプランだと実感。とにかく書かなければ始まらないので、書き出したがどうもうまくいく感じがしない。こういう雰囲気のときに本当に満足のいくものができたためしがない。勢い任せで書いたぶん、書き上げた直後は妙な達成感からか評価が甘くなる。そのときは心から「いいものができた」と思うのだけれど、しばらくして見直すと、序盤からだれている。一応、出来事は起きるのだが、本当に必要かとか、効果的なのか、と問われるとキツイ。

 ストックしてある作品の大幅改稿か、別の賞にむけて書いていたものの、締め切りを考えて中断したままのものの続きを書くか、を検討しないといけなそう。

 とりあえず、今日は2000字とちょっと書いて終了。

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