勇者と魔王の物語
ひすい輝石
魔王と勇者の物語
昔々あるところに魔王がいました。
その魔王は川の流れを変え、森を切り倒して、燃やしました。
大地に魔剣を突き立てました。
動物からは皮を剥ぎ、牙をもぎとり、骨を取り出しました。
人を自国に連れ去り、戦争を起こしました。
国の形は変わり、人々の生活が一変しました。
悪逆非道の行為をおこなった魔王の名は伝えられていません。
人々は悲しみました。
川の流れが変わり町も畑も川に沈みました。
自然豊かな森は燃えて、消えました。
大地は草一本生えていません。
動物たちは姿を見せなくなりました。
連れ去られた人々を助けるために戦いました。
しかし、魔王の力は強大で手も足もでません。
魔王の呪いによって戦士達は次々に倒れていきました。
人々は魔王を倒す勇者を望みました。
人々が勇者を望み続けていたある日のことです。
1人の青年が訪れたました。
人々は勇者だと確信しました。
青年に勇者として魔王を倒すように説得をしました。
最初は渋っていた青年ですが、御礼に美しい王女との結婚を約束しました。
魔王と勇者の戦いは壮絶だと伝えられた。
壮絶な戦いのはてに正しき者が勝ちました。
しかし、勇者は戻って来る事はありませんでした。
数年後、魔王が再び現れました。
再び人々は勇者を求めました。
おわり
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