11日目 13:00~15:00

11日目 13:00 【61:戦士の丘】


 さて、現在位置は戦士の丘の地下に広がる大迷宮だ、ここはトランプの迷宮。

詳しいルールはヴァイスシティを買って読んで欲しい、早速攻略をスタートだ。


1)屍者たちの地下迷宮からの脱出条件

 手元のカードの合計「25」以上、絵札(JQK)は「10」、裏向きとジョーカーは「0」とする。


脱出成功


「うおおおお!? 強制転移!?」

 

 ジョーカーのイベントにより踏んだ、強制転移のトラップで、目的地に着いた。

悪運が強いとはこういうことを言うのだろうな、とにも手元のカードの合計が25になったのでクリアだ、地下迷路を抜けたら★3を獲得。それと、迷宮内にいた時間が経過する、これは手元のカード÷6だ、手元には5枚、0.8333…となる。端数は切り上げとなるので、1時間経過(現在14:00)、さて、それじゃ次に進みますか。


秘宝ミッション07.屍者達たちの国


4.真鍮の巨大門


「この先だろうか、白屍姫一体何者ぞ、いざ……準備を整え」


 迷宮を超えた先には高さ10mはあろうかという巨大な両開きの扉がある、ちなみに真鍮製、5円硬貨の素材だったかな表面には魔法文明語がある、要約すると。


「命が欲しけりゃ、帰った方がいい、そうでないならば、白屍姫が屍者たちの国に迎えてくれるぞ」って所。この先に、ミムネアの言った、白屍姫がいるだろうな。

 これが読めるならそれを推測してもいいと、そしてザウカラの目薬を使っておくべきだとも感じる、PTに魔法文明使える人がいなかったら、危ないね、これ。

 勉強しておいてよかった、早速目薬使用、アイテム欄から消失と。さて、それじゃ扉を開けるとしよう、触れるだけで開いてくれる、自動ドアだったまぁ、10mの扉を開けるのは普通に無理だしね、そして。


秘宝ミッション07.屍者たちの国


5.〈白屍姫〉の謁見室 1時間経過(現在15:00)


「ここに白屍姫とやらがいるのか……」


 扉の向こうは、大きな広間、中央には黄金色の推奨柱が立っている。その柱の下には、無数の人影の様な物が蹲っている。また、広間の奥には、地底へと続く通路が口を開いているのが見える。そして。


「貴様が、白屍姫か、目だけを光らせる、異形の屍者……それで惑わし魅了させる腹づもりだったか? 生憎、俺はエルフの美女から貰った目薬で、目が冴えているんだ貴様の姿、美女には遠いな」


 推奨柱からは、鼻も口も無く、赤い双眸だけがぎらぎらと輝いて見えるのっぺりとした顔を持つ真っ白な人形の上半身が突き出している。この人形が〈白屍姫〉だ!


1)〈ザウカラの目薬〉を使っていない者がいる場合

 ちゃーんと使ってますよ、どんなことが起こるかは、あえて記さない。

是非、自分達で冒険して、確かめてみてくれ。


2)屍者たちとの戦い


「こいつら……貴様の仕業か、コープスコープスとはな!」


 という訳で、戦闘に入る、石柱の下に蹲っていた、屍者達が起き上がって襲いかかってくるため、戦闘になる。

屍者達はコープスコープスだ(レベル8のアンデッド、死体の集団である、その為部位が結構多い、ミムネアの言う通り、通常武器が通用せず、前作では辛酸を舐めさせられた)

 コープスコープスの部位である死体の数は2+PCの半数(端数切り上げ)となる。

つまり、このコープスコープスはコアである帯光を3体の死体が守ってる訳だ。

しかもその一体はミムネアのかつての仲間であるフィルメラ、他の死体よりも優秀な個体の為、能力値がちょっぴり上がってる、おまけにこのコープスコープスはボスとする様なので、レベルの数、剣のかけらで強化されてる、ちなみに全部、コアである帯光に、格下だけど、やや面倒な強化が施されているな、やるぞ、いざ、尋常に!


勝利


「消え去れ! 屍人よ、もはや貴様らはこの世界の住人にも非ず! それ即ち魔神と同然の者也!」


 ラクシアの死生観は仏教が近いだろうか、死ぬと神様の下にまず行く。しばらくは天国で魂を休ませたりする訳だ、そして、頃合いを見て再び転生、その際、その魂の下の記憶なんかは勿論無くなってる訳だな。

 だが、いきなり殺されてまだ未練もあるって奴は、死ぬのを拒否して、蘇生魔法で蘇ったりする。そうすると魂は穢れてしまう訳だ。一度や二度ならまだいいが、過剰なまでに続けてしまったりした者、そんな奴らの末路がこのアンデッドだ、こうなると、魂は神様の下に帰る事が出来なくなる。誰かに切り殺されたり浄化されたりしてのによって彼らは生涯を終える事になる。

 その為、一般人は穢れを内包する者を嫌う、例えば力の為に穢れを得た蛮族の類や

突然変異で生まれて来る人族でありながら穢れを先天的に内包するナイトメア。

 アンデッドに至っては、人族も蛮族も関係なく敵としている程だ。さてと、話が長くなってしまったが、要はアンデッドとかって、怖いよねという話。筆者、ホラーは白い目で見られたり空気読めてないと言われようとも、拒否するレベルです。

 後、さすがにレベル8は楽勝、ただ耐久があるだけで、物理主体なら負けない。

 戦利品は剣のかけらだけ回収していくとしよう。8個獲得。そして


3)〈白屍姫〉の警告


「これは警告である。ここより先は、屍者を統べる王の領域である。生者は、いかなる者も、彼の王の領域に足を踏み入れてはならない。これは、古に結ばれた約定である」

「こ、この声……もしや、貴様なのか〈白屍姫〉」

「もし、この古の約定が破られたならば、彼の王はその眠りから目覚めて、あれが望む静寂を取り戻すべく、屍者達と屍者の将軍を従えて、地上へと姿を現すであろう。さすれば、生者はことごとく彼の王の臣下と成り果てるであろう」

「屍者の王と屍者の将軍だと、この地下の先に、それが……」

「屍者を統べる王は、邪悪な神を奉じて栄華を極めた法と信仰の主である」

「邪悪な神……それならば倒すべき……だが」


 さて、魔物知識判定16の目標値で行う、あ、自動失敗。将軍の方は分かりませんでしたよっと、それじゃ次は目標値25で同じ判定、いや、無理だから。

 これだけ高い魔物知識判定を要求してくる敵はテオよりも各上だな、20を越える魔物知識判定要求してくる魔物早々いないし。さてと、警告はしっかり聞いて。


4)フィルメラとソロンの遺品

 ここでは探索判定が行える、目標値はBだから16か、探索用装飾品をつけて判定。

余裕の成功、固定値が違いますからね、成功は「特殊獲得物決定表」か、これいい物が揃ってるんだよね、早速ダイスロール!


出目9:アンチドーテリング

出目7:魔神化血清

出目5:ヴァイスマスク


 アンチドーテリングか、このレベルでも達成値21の毒全て無効は強いな。

ヴァイスマスクは今もつけてるな、これは売ってしまおう、魔神化血清はまぁ死にそうな気がするので、一応持っておくとしよう。さらに。


「ん? こいつはフィルメラ……だったな、懐に入れてるこいつ、ミスリル製だな、名前も彫ってある、フィルメラとソロン……これが認識票か」


 この探索の成否に関係なく、テオは〈ミスリルの認識票〉を発見する、所持品に記録する事。さてと、後は返るだけなのだが、なんと〈白屍姫〉が迷宮を操作して1時間で外に出れる様にしてくれるのだそうだ、出る場所は【62:戦士の丘】。墓荒らしをしないのなら、寛容と言う事か、それと、最初に使った鍵は回収する事が出来るそうだ、勝手に誰かが入る様な事があったらいけないし、回収しておくことにする。

再び〈青い太陽が刻まれた銀の鍵〉と〈赤い月が刻まれた金の鍵〉を回収を所持品に記録しておくこと。と、まぁ、後は無事、認識票を届け帰るのと、大切な人達が待つ街へと帰る為、この街を脱出するだけだ! 


以下次回!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る