4日目 6:00~11:00

4日目 6:00 【31:聖銀同盟】


「さてと、この冒険も終わりが見えて来たな、ついでだし、ここからグランゼールに帰れない物かね」


 さて、物語はそろそろ中盤戦と言った所でしょうか? 前のヴァイスシティの冒険に比べて、レベルと物資が潤沢なおかげで、サクサク進んでおります。

 まぁ、ハウスルールでエゼルヴ強襲こそさせてるけど、このサプリで推奨されてるレベル3~5だからね。ちょっと更にハウスルール追加するか。

 今後ミッションで敵と戦う状況が出た際はエゼルヴ固定とする、以上。

先制失敗して魔法の抵抗失敗したり攻撃が回避できなかったら、普通に死ねるぞ。

(実はテオの生命は頑強で補強してるとはいえ、レベル13にしては低い部類に入る

生まれの生命のダイスが最低値だったからね! 仕方ないね!)

それじゃ、まずは前回のミッション成功で清算していない経験点と成長からだ。


成長

 経験点は★8つなので1600点と、エゼルヴ二体、腕利きの傭兵(レベル5)1体なので710点、総計2310だ、あんまり貰えないね、さてじゃぁ何を上げようかね。

 まあ、素直にエンハンサーを8にした、リカバリィの性能を上げよう、それと練技オウルビジョンを習得、これを使えば、戦闘中であれば、暗視状態になる。

グリフォンに暗視は無いから、乗り物以上の戦力にならないが、テオはこれで暗闇の中でもばっちり戦える術を身に着けたということだ。成長は精神が上昇、B5が見え始めたぞ。それじゃ、元気よく出発といきますか。


4日目 7:00 【22:倒れた巨兵】


「あ、人が倒れてますよ、助けて上げなきゃ!」

「やめろ、近寄るな、アイツが出て来た通りの先は分かるな、それにあの顔色、死の相が出ている、手遅れだ」

「……あ」


ランダムイベント9:道端に倒れている人がいる

 これが発生した、声をかけると、吐しゃ物を吐きかけられる、倒れていた人は詫びてくれるが、吐しゃ物によって感染症に懸かる可能性がある。よって声をかけない。

 こうすれば、時間も取られないしな。ハンナも呼び止めて、先を急ぐ事に。


4日目 8:00 【45:紫煙漂う裏路地】


「二日連続で来たい場所では無いな」

「わかります、でも、この先いかないとティエラさんには」

「っち、面倒な、前はこんなんじゃ無かった記憶だが」

「あ、あれを見てください、騎士団が魔神と」

「……戦ってみるか」


 前の地図だと、この裏路地はもっと奥だったなぁ。ランダムイベント発生。

出目の揺り返しが始まったかしらね、ずっと出目が4ばっか


ランダムイベント10:黒剣騎士団が魔神の群れと戦っている。

「魔神遭遇表」で決定する敵×1組と戦闘になり「1時間」が経過する。

まぁ、折角だし戦いましょうかね、何が出るかな、さっきまで4だったのに。


「あははは! やっぱりあなたは馬鹿ねぇ、世の為、人の為、誰かの為にいつだって戦おうと首をつっこむ、待ってたわよ、さぁ、死になさい!」

「テオ! あんた、またこの街に!? それにアイツは一体」

「浅はかならぬ因縁があるのさ、とにも、小賢しい真似など止めて! 俺を狙え!」


 と言う訳で、エゼルヴと再びの戦闘である。あ、顔装備はとっくにヴァイスマスクに戻してます、基本判定が終わって落ち着いたら戻してる。それじゃいざ尋常に!


勝利


「っく、またか、でも、まだよ、魔界に戻り回復すれば、またすぐにでも……」

「今回も退けたが、こう何度も来られると、マナが持たないな」

「助かったよ、テオ、こうしてまた助けられるとはな、しかしなんで」

「野暮用だ、気にするな、それじゃ、先を急ぐんでな」


 と言う訳で、勝利だ、今回の戦利品は魔神の血晶2つと白い皮膜2つだ。

それと黒剣騎士団への貢献度+3と、更に★も1つ獲得! 後は1時間経過(9:00)

 先を急ぐので出発だ、麻薬の判定に関してもサクッと成功、ガンガン行くぞ。


4日目 10:00 【36:時計塔屋敷】


「ここには色々と思い出が沢山だ、また来る事になるとはな」

「テオさん? どうしました」

「いや、少し感慨に耽っていた、まだ、早いな、さぁ行こう」


 時計塔屋敷、この木造の古びた屋敷では、色々とあったものだ、飲んだくれの坑道夫と飲み明かし、娼婦とその息子の為に尽力し、麻薬を作る学者を殺した。

 そんな思いで深い屋敷の主とも知り合い、ポニーテールのよく似合う美人さんだ。

まぁ、そんな訳でミッションイベントに行こう、ここはランダムイベント起きないのよね、楽でいいよ。


秘宝ミッション03.ミムネアの目覚め


4.結末 1時間(現在11:00)


「ティエラさーん!」

「あら、ハンナちゃん、こんにちは、それにもしかして、テオ君?」

「お久しぶりです、ティエラさん、相変わらずお美しい、特に長き髪の艶やかな事」

「テオ君も相変わらずお上手ですね、でも、なんでここに?」

「あ、それなんですけどね、ティエラさん……」


 庭掃除をしているティエラさんと久々の再開、ティエラさんはハンナがミムネアの孫娘と言う事もあり、相当可愛がっているのかその姿を見て笑顔になる。

 だが、ハンナとテオから事情を聞き終えると、悲しそうな顔をする。


「きっと、ミムネアは悲しむわね」

「ティエラさん……」

「大切な人を失う辛さは何者にも耐え難いものです、我々ティエンスは仲間とした者の心を読む事が出来る、それゆえ固い結束を結ぶだけに、猶更かと」

「そう……しばらく、待っていて、ミムネアを起こして、事情を話してくるから」


 ティエラはそれだけ言い残して、隠し扉から地下室へと下りていく。

前に来た時は無かったなぁ、で、30分ほどして、ティエラはハンナによく似た翡翠色の髪と青玉色の瞳を持つ女性を伴って帰って来る。彼女がミムネア(ティエンス/女/33歳)だ、孫がいる年齢じゃない!? と思うけど仮死状態だと歳を取らないのである。なので、自分より歳がいった孫とかいるなんて事も。

 さて、そんなミムネアは話をしてくれるが、例に漏れずカットォ!

詳しい話を知りたい? では、買うんだ! そして楽しむんだ! リプレイを!

そしてヴァイスシティも買って自分たちでも冒険を楽しむのだ!


 まあ要約すると。


 ミムネアはゴルディオの最期を看取ってくれた事に感謝、彼が一人で最期を迎えなかった事に安堵し。また自分でかつての仲間を滅ぼすのは躊躇いがあったが、それをテオがゴルディオの遺言に従いしてくれる事に二度目の感謝を告げてくれる。

 秘宝に辿り着くには2つの鍵が必要、その一つは〈青い太陽が刻まれた銀の鍵〉

テオがゴルディオから遺産と共に受け継いだ代物だ、ミムネアはそれを受け継いだ事を確認すると、2つめの鍵を手に入れる様に言う。

 そして、その二つとザウカラに頼んだ呪いを防ぐ方法を手に入れて戻って来た時に

秘宝の在り処とその正体についてを話してくれるそうだ。

 そして2つ目の鍵の在り処はミムネアの知り合いが持っているそうで、片割れの鍵を見せれば譲ってくれるだろう。もし取りに行くなら名前を教えてくれるとも。

 で、その肝心の名前なのだが。このリプレイの冒頭でこのデータの載っている本のタイトルを言ったのは覚えているだろうか、覚えていない人の為にもう一度。

 この導入04.秘宝が乗っているのは。


ソード・ワールド2.5リプレイ 悪徳に沈む復讐者たち である。


 はい、最後の文字が分かるかななのである、まあがある訳で。

そう、これ以降の物語は、このリプレイの続編である、下が出ない限りやれない!

 と言う訳で、しばらくは待つ以外に出来ないと来たものである。

とりあえず、ミムネアはしばらく待ってくれるそうなので、残った問題の一つである呪いに対抗する方法を手に入れる事にするか。

 ミッションについては、時計塔屋敷に来ればいつでも受注可能だしな。


「まだ、しばらくやる事があるので、鍵についてはまた後日お伺いします」

「ええ、貴方に幸運の導きがあらんことを」


 一応はここでひとまずこのミッションはクリアとなる、★↑4を獲得だ。

さっきの黒剣騎士団救出と合わせて成長が可能だな。

なら今回は成長をしてから区切りとするか。


成長

 

 といっても、経験点の方は★5個にエゼルヴ一体だから、総計1330点だ。

ここは溜めておくとしよう、また、どうにかお金を稼げればいいのだが。

そしたら、黒剣騎士団に献金して一気に経験点を貰えるし。

成長は精神、B5がもう目の前である、16歳、どんどん大人に精神が成長していっているという事だろうか。まぁ、これまでの冒険日数からして1年は軽く経過してるしなぁ。とまぁ、今回はここで一区切り!


以下、次回!

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