委員会活動中なんですけど。

第3話 やっと集合？？

「失礼します…。」

「あれ、一青くんじゃん。」

「來さんと同じ2年生ですか？」

「うん、同じクラスの一青羽空くん。」

「me宇乃ケレスって言います！よろしくです！」

「もしかして、一青くんも同じ神無月高校を良くする委員会？」

「…おう。睦月もだよな？さっき教室で校長に呼ばれてたし…。」

「あのときはまじで殺されるかと思った…。」

「こ、こ、殺させる！？ですか！？」

「一青くんはどうやって校長に委員会に入れって言われた？」

「一青でいいよ。俺はな…。パン買おうとしたら購買の人に女装した校長におしつけられた。」

「どういう状況！？てかやっぱ変態じゃねぇか！！」

「ところで神無月高校を良くする委員会ってなんのことだ？」

「俺も知らねぇんだよ、先に来てた1年生2人もよくわかんないらしくて…。」

ガラッ

「んお？思ったより人いるぞ？」

入ってきたのは3年生らしき男子生徒3人だった。その中で1番身長の高い生徒が1人の生徒の後ろに隠れた。

「あはっ、全員男子だから大丈夫だよ～。」

「いるのって2年生と1年生…？」

「は、はい」

「委員会のやつ、なんか聞いてるか？」

「いえ、何もです。」

「なんだ、みんなそうなのか！俺達も知らないんだ！」

「そ、そうなんですね。」

えー。てっきりなんか知ってるのかと思ったわ。てか、そういう空気だったし。

「じゃ、1回座って先生とか来るの待ってよっか。」