3話

「たゆ。ただいま」

「あ。さっくんおかえり。バスケ行ってたの?どうだった?」

「うん。いいヤツらだったよ」

「ふーん。あ、今日あっちゃんとかいくんが遅くなるから先に食べててって。今日はたゆの特性カレーだよ!」

「あー今日はたゆが当番か。期待しとくよ。」

"あ。なつみちゃんが今機嫌悪いから気をつけてねぇ〜”

"まじかよ”

「あ。さとしおかえり。」

「おう。ただいまなつ。はやかったな。茶道見に行かなかったのか?」

「今日は、休み。明日行く。バスケ部どうだった?」

「え?うーん。なつと同じクラスは

 あぁ〜和樹&柚樹か。双子の」

「そ。」

「で、もうあいつらなつに目を付けられているのか…ちょっと哀れだなぁ」

「で?」

「最悪だな。人の話を聞かない・自分勝手、それに加えて無駄なプライドが高い。かな。まぁ顔はいいと思うからまぁ」

「さとし。自分を過小評価するのはさとしの勝手だけど顔は、私達も含まれるんだよ。そこはちゃんとして」

「悪かったよ。で?あいつらに何され、あぁなるほど。で?」

「そういう自分のために人を選ぶやつを私が選ぶと?」

「は。それもそうか」

「ま、だから気をつけなさーくん」

「忠告どうも。ご飯は?」

「すぐ行く」

「あ、接触したんだったら他のバスケ部のことなんか分かった?」

“れんってっ子”

“ん?なんにも引っかからなかったよ?”

“…さとしはもっと相手の眼を見た方がいいよ?”

“なんかあったの?”

“今の私的には彼が一番の注意人物よ”

“え?あいつが?“

”彼は私達と同じ匂いがする”



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