主人公たちのプロフィール


◾️藤城悠介 

誕生日:3月15日

身長:176センチ 体重65キロ


<容姿>

 黒髪で前髪は長め。筋トレとは無縁の生活をしているため色白のヒョロガリ体系。顔面のクオリティが低いのはともかく指先と手元が広告モデルになるレベルで綺麗なのは自覚している(ただしモテない)


<性格>

 後ろ向きでおとなしい性格。仕事場では優しい上司と先輩たちに恵まれたおかげで楽しく過ごせているが、陽キャの兄に対しては自分の意見をなかなか言えずにモヤモヤすることも多い。

 間宮ユリカとの交際後もしばらく「実は美人局なんじゃないか」「インフルエンサーとして暴露されるんじゃないか」と怯えて悪夢を見ていた。


<概要>

 都内の広告代理店で社内エンジニアをする冴えない男子。色白のヒョロガリで服装も清潔感だけでどうにかしている。可もなく不可もないルックスだが極度の人見知りのためあまり交友関係は広くない。

 なお、素人童貞である(物語当初)。

<幼少時代〜大学時代>

 超陽キャの兄がいたおかげでいじめられることはなかったがクラスでも目立たない部類の男子だった。アニメやゲームが好きというだけで「イケてないやつら」の烙印を押されることに不満を感じていた。

 陽キャでなんでもできる人気者の兄に対する劣等感やクラスで起きた「告白ゲーム」による絶望で極度に自己肯定感が低い人格となった。

<社会人になって>

 エンジニアという天職を見つけ社内で黙々と働き、プライベートでは「偽物さん」という写真投稿SNSカメグラの人気インフルエンサーをしていた。

 もともと料理人の家系なこともあって料理が得意。料理をうまそうに写真に収めるのはもっと得意。手を映り込ませるのはちょっとした自己顕示欲である。


<好きなもの>

 美味しいもの全般。ゲーム。カフェでお持ち帰りするコーヒーとカフェ飯。できれば猫を飼いたいと思っている。

<苦手なもの>

 距離感なく迫ってくる陽キャ。陽キャなアウトドア。スポーツ全般

<趣味>

 ゲーム。大学時代の友達がゲーム開発をしていることもあってソシャゲには詳しかったりする。FPSも好き。

<特技>

 料理、DIY、ゲーム。最近はいい感じにタピオカを茹でられるようになった。


<間宮さんについての印象>

 入社当時から社内のアイドル的存在だったが「俺なんて目に入らないだろう」とネット上のカメグラマーを見る感覚で見ていた(他の女子もみんな可愛いし)

 ひょんなことから間宮さんの絡むようになってからは「やばい人」「美人局かもしれない」「なんで?」と疑問が浮かぶが、最終的には彼女の気持ちや経験を知り深く理解するようになる。

 わかり合ってからの間宮さんの押せ押せ具合には正直「ついていけないな」「生粋の陽キャ怖」と思うことも多々あるがやっばり「可愛い正義」と本能には勝てない男子なのである。


◾️間宮ユリカ

誕生日:6月8日

身長:163センチ 体重:47キロ


<容姿>

 誰が見ても美人と言われる顔、申し分のないスタイルの持ち主。キラッキラ女子でおしゃれな茶髪に大きな丸い瞳。真っ白な肌は透けるくらいに透明。

<性格>

 容姿とは反対に内向的な普通の女の子。芸能関係を目指さなかったのは「目立ちたくなかったから」という理由である。学生時代の経験や複雑な家庭環境のせいで自分の内面に自信をもてず、「全員私の容姿が目当てなんだ」と卑屈な考えを持つようになった。

 藤城と関わるようになってからは本来の彼女らしさ「素直さ」が出ており、子供時代にできなかった甘える行為も増えた。


<概要>

 主人公と同じ会社で広報をしている女性社員。圧倒的なビジュアルとミスコン優勝者という経歴で入社したが、ほとんど仕事を任せてもらっておらず、劣等感を抱いている。どんな人でもかならず(恋愛感情に問わず)欲望の眼差しを向けてくるのに嫌気がさして誰にも心を開かなかった。

 藤城と出会って彼の欲望のない眼差しに惹かれ興味を持つように……。幼少時代の強いトラウマも少しずつ克服し、1社会人として大きく成長を遂げた。

<幼少期〜大学まで>

 容姿を褒められるのは生まれた時からのことだった。小学生時代はからかいに多くあい、中学生時代は女子生徒の嫉妬の対象にならないように、高校生からは「自分の容姿に惹かれた友達」しかいないことに気がついて誰も本当の自分を好きになってくれないと心を閉ざしてしまった。

 両親は元ミスコン・ミスターコンのカップルで容姿に惹かれあってくっついたことによって、実際の理想とは違った性格や老けたお互いを認められず父は不倫、母は育児ではなく仕事に熱中するようになった。それゆえにユリカは家庭の暖かさを知らないで育った。

 就活も「中身がない」と面接官に言われ、ほとんど全ての会社で内定が取れず、今の会社に拾ってもらう形で入社した。

<社会人になって>

 いざ入社をしても「お飾り」としての仕事しか与えられず、他社の広報たちがするような仕事はほとんど任せてもらえずにいた。

 用意された台本と用意された写真、自分の価値は顔しかないのかと落ち込む日々だったが唯一の価値を守るために笑顔で過ごしていた。

 藤城と関わるようになってからは少しずつ前進。現在では立派なインフルエンサー兼広報になった。


<好きなもの>

辛いもの・藤城悠介・人が少なくて落ち着く場所・美味しいご飯が食べられる場所

<苦手なもの>

自分に対する欲望の眼差し全て・過度に甘いもの・苦いもの

<趣味>

藤城とのデートの計画を立てること

<特技>

辛いものなら結構な辛さでもOK(ただし鼻にツンとくるのはNG)


<藤城についての印象>

 初めて見たときは「冴えない感じの子」というイメージだったが実は社内の中で自分に興味がなさそうな彼が気になっていた。

 でも「彼女や奥さんがいるのかも」「もしかしたら恋愛対象が男の子なのかも」と思い始めたが、三島部長の提案をきっかけに彼が憧れの「偽物さん」であることを知ってからはどうしたって仲良くなりたいと思うようになった。

 藤城と仕事をするようになって、話すようになってからはどんどんと惹かれていき、かなり強引な方法で仕留める形となった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る