支配する一族
@kokaja
第1話 国王
この大陸には1000年も続く国があった。
その国はとある一族が支配し、時には繁栄し時には衰退をしていた。
だがそんな国にも最高潮と言われている時期が来ていた。
どの王政を引いている国は貴族と言うものはある。それは大陸にもあった。だがそこは貴族と言う存在を平民などはその存在を納得し理解していた。
平民曰く貴族や領主が悪事を働いても善良な王様であればなんとかなる。
呑気なことだ。
あぁ自己紹介が遅れた。俺は大陸を治める一国の王。
名前はまぁ言わなくてもいいだろう。名前言われたことないし。
俺は生まれながらに国王になった。
そう俺の父親はいわゆる悪事を働く国王であったからだ。
それで民の恨みを買い暗殺された。
民は賢王しか求めていない。
だが俺は賢王ではない。
なんでだって?俺は巷では好色王と言われている。
女好きと言うやつだ。
各地から美少女や俺の好みの女を贈らせている。
だが俺がそういうことをしだして早10年は経過している。なぜ俺は殺されないのか?俺はそう思い始めた。
簡単に言うと俺はチキンだって言うことだ。
どうにか殺されないためにいろいろと贈らせる側に色を付けていた。
金であったり地位であったり領地であったり。
色々色を付けた結果喜ばれるようになった。
なぜか。それはもともとその女たちは売られる存在であったからだ。
安全が保障できない奴隷商よりも国に売る方が安全だしなんていったってもらえるものが相当だからだ。
奴隷商に売っても平民と言うことであまり高くは売れない。
だがこっちはチキンだしどうしてもその女が欲しいから奴隷商が提示する倍の金額を出す。
「だがそろそろ国庫がやばい」
簡単に言うと余裕がないわけではない。
ただ俺が自由に使える金がないということだ。
つまり女を集められない。
まぁ真面目にやれば金なんていくらでも湧いて出てくるんだが。
そう思い俺は書類を片す。
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