会社の上長から聞いた話。
群馬県のとある神社へ友達と五人で向かった。
肝試しであるが、信心深いという彼は「お参り」という意識も持っていた。
吊り橋を渡り、鳥居を潜る。本殿へ参拝し、引き返す。特に変なことが発生するわけでもなく、乗ってきた車まで戻って来た。
「何ともなかったな!」とゲラゲラと笑いながら、車を発進させた時だった。
一人の友人が、酷い頭痛に襲われた。聞けばその友人は本殿からの帰り道、ふざけて鳥居を潜らなかったのだという。
急いで来た道を戻り、鳥居を潜らせた。そうしたらピタリとその酷い頭痛が治まったのだという。
「リアルな話」と、上長は念を押した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます